ヴァシリエフ, コンスタンティン(1970-)
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ロシアのノヴォアルタイスクで生まれ、ノボシビルスク音楽院でギターと作曲を学んだコンスタンティン・ヴァシリエフ。卒業後はドイツに移り、ミュンスターのデトモルト音楽大学でラインベルト・エバーズの下、更にギターの勉強をつづけました。1999年にはオスナブリュックで開催されたギター・フェスティヴァル「OpenStrings」の作曲コンクールに入賞、以降ギターを中心としたアンサンブルのために数多くの作品を発表しており、ジャズ、ロシア民謡、現代西洋の伝統など様々なスタイルを統合した彼の作品は、福田進一を始めとした名奏者たちも愛奏しています。彼と同郷のギタリスト、ユーリ・リベルゾンもヴァシリエフ作品に心酔しており、系統的な録音を作るべく彼にこのアルバムの企画を持ちかけたということです。こうして出来上がったアルバムには、ヴァシリエフが20年以上の年月をかけて作曲した作品を収録。リベルゾンのために作曲された「カヴァティーナ」「ジャズ・ストーリー」「雪の中のバラ」の3作品も含まれています。2台ギターのための作品まで幅広く収録するというこのシリーズからは、ヴァシリエフの幅広い才能が窺えます。(2022/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574315 |
すでにNAXOSから2枚のアルバム(8.572717, 8.572390)をリリースし、2013年には来日公演も行い、その才能を存分に見せつけたロシアのギタリスト、イリーナ・クリコヴァ。見た目は実に愛らしい女性ですが、実は数多くのコンクール受賞歴はもちろんのこと、25年に渡る演奏活動を続けているという、相当な実績のある人なのです。そんな彼女の今回のアルバムは、故郷であるロシアの現代音楽集。現代と言っても前衛的な作品ではなく、どれもが詩情溢れるステキな作品です。静けさと活気が絶妙にブレンドされたヴァシリエフの作品から、聴き手の耳をひきつけることは間違いなし。クリコヴァの深みのある音色は、郷愁と憧憬を呼び起こし、その技巧とともに深く深く心に染み込んでくることでしょう。NAXOSの数あるギターアルバムの中でも、とりわけ強くオススメしたい1枚です。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573308 |