ジャック=ダルクローズ, エミール(1865-1950)
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フォックストロットとはダンスのための音楽の1ジャンルで、もともとは19世紀末アメリカで生まれたラグタイムを前身とするスピーディーでアクションの激しい音楽です。第一次世界大戦後の1920~30年代、ヨーロッパでは人々の憧れであったアメリカ文化の象徴として流入してきたジャズやフォックストロットが大流行。観光名所であったスイスにもその流行は波及し、さる高級ホテルのオーナーが「本物のジャズが聴けるのは、こことロンドンのサヴォイ・ホテルだけだ」と自慢したほどでした。このアルバムにはスイスとフランスの二重国籍を持つオネゲルの映画音楽からのタンゴやブルースをはじめ、現代ではほとんど名前の知られていないスイスの作曲家たちの世界初録音を多数含むダンス音楽を収録。シリーズを通じて演奏を担当するゴットリープ・ヴァリッシュの華麗な演奏でお楽しみいただけます。(2023/06/09 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP922 |
スイスの作曲家エミール・ジャック=ダルクローズは「運動を通じて音楽を学び経験する」というリトミックの開発者として知られていますが、作曲家としても、リトミックで用いるピアノ曲を中心に打楽器や声楽のための曲を書き上げています。このアルバムには彼が活動の初期に書いたドイツ語の歌曲をすべて収録。民謡や、彼と同時代の詩人の詩を用いて書かれたこれらの歌曲は、フォーレとブラームスの伝統を受け継ぐものであり、それぞれの歌には無邪気な歌から心の痛みを伴う歌まで、豊かな感情が込められています。ジュネーヴ出身のソプラノ、クレマンス・ティルカンの澄んだ声が作品の魅力を伝えるとともに、ジャック=ダルクローズのTOCCATAレーベルでのピアノ作品シリーズを通じての演奏者アダルベルト・マリア・リーヴァが伴奏を務めています。(2023/11/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0707 |
第1集(TOCC-473)に続くジャック=ダルクローズのピアノ作品集。第2集には彼の名声を高めた「20のカプリースとリズミック・スタディ」全曲を中心に、作品が収録されています。ジャック=ダルクローズはもともとブルックナーやローベルト・フックスに師事した人ですが、パリでフォーレやドリーブとも親交を結び、パリ風の洒脱な作風を身に着け、サロン風のピアノ曲やカンタータなど幅広い作品を残しました。幼児を中心とした音楽学習の方法論の一つ「リトミック=動きを通じて音楽の諸概念を教える」の概念に基づいた練習曲は、ピアニストにとっての技術的課題の習得を目的にしながらも、流麗で美しい旋律をもっています。(2019/06/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0532 |
スイスの作曲家ダルクローズのピアノ曲集第4集。ダルクローズは音楽学習の方法論の一つであるリトミックを発展させた功績で知られています。このアルバムに収録されているのは、彼の舞曲への強い関心が窺える作品で、同時代の作曲家たち、シャブリエ、ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルらの影響が感じられる陽気なワルツ・カプリースから民謡の要素を持つものまでさまざまな趣を持つ曲が並んでいます。アダルベルト・マリア・リーヴァはミラノ音楽院で学び、2018年にルガーノ音楽院で音楽教育学の修士号を取得したピアニスト。知られざる作曲家の作品を紹介することに尽力、これまでにダルクローズ作品の他、ヨーゼフ・ヴェルフルやアドルフォ・フマガッリの作品の録音などで高い評価を受けています。(2023/07/14 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0627 |