バダルベイリ, ファルハド(1947-)
Search results:2 件 見つかりました。
バダルベイリは監督&俳優シャムシ・バダルベイリを父に持ち、1967年にスメタナ・ピアノ国際コンクールで3位を受賞したことで、国際的な活動を始めました。その後、数々の賞を取りながら、作曲も行い、1991年からはバクー音楽アカデミーで教えています。「スーシャ」はアゼルバイジャンの古代都市ですが、現在でもこの地の文学と音楽の象徴とされ、ここで起きた人々の紛争という悲話を、声とオーケストラで語るという小品。涙が一筋頬を伝うかもしれません。(2011/12/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572666 |
フィクレト・アミーロフ(1922-1984)は、20世紀アゼルバイジャンにおける最も著名なクラシック音楽作曲家の1人であり、以前リリースされた作品集(8.572170)でも聴けるように、アゼルバイジャンの伝統的な民族的なメロディー「ムガム」を初めてオーケストラ作品に取り入れた人物として知られています。このアルバムには古代イスラムの詩人で哲学者ニザーミー(1141-1209)の生誕800年である1941年に作曲された「ニザーミーの追悼のために」と、組曲「千夜一夜物語」を収録。「ニザーミーの追悼のために」では偉大な詩人の姿がライトモティーフで表現され、作品全体に統一感が与えられており、神秘的で力強い作品に仕上っています。「千夜一夜物語」はもともとバレエ音楽として作曲されたもので、後に組曲として再編成されたもの。リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」を思わせる幻想的な雰囲気を纏いながらも、要所要所に織り込まれる、パーカッションを巧みに用いた妖艶な舞曲が強いアクセントとなっています。映画音楽も得意としたアミーロフならではの、色彩豊かなオーケストラの響きが存分に楽しめる1枚です。アミーロフ作品を愛するヤブロンスキーは、今作でも見事な音楽を聴き手に届けています。(2020/09/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573803 |