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ビャルナソン, ダニエル(1980-)

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    アカーランス(カローリ/クーシスト/アイスランド響/ビャルナソン)

    70年の歴史を持つアイスランド交響楽団による、アイスランドの近代作曲家たちの作品集。プロジェクトの最後を飾るこの第3弾には、指揮者ビャルナソン自身のヴァイオリン協奏曲を含む5人の作曲家の作品が収録されています。ダニエル・ビャルナソンは2015年から2018年までオーケストラのアーティスト・イン・レジデンスを務めた後、2019年には首席客演指揮者に任命され、2021年8月からはアーティスト・イン・アソシエーションの地位に就くことで、更にオーケストラとの関係を深めています。このヴァイオリン協奏曲はハリウッド・ボウルで2017年に初演を飾り、以降、優れた作品として高く評価されています。若き女性作曲家ヴェロニク・ヴァカの「Lendh」は2020年アイスランド音楽賞にノミネートされた注目作。トウマソンの「第七の天国にて」はハルパ・コンサート・ホールのオープニング記念の作品。ハープの音色が効果的に用いられています。ヨンスドッティルの「フラッター」はオリヴィエ・メシアンの生誕100周年を記念する作品。鳥の声、コオロギ、バッタの鳴き声が楽器によって模倣されています。ヨハンソンはアイスランドで最初に十二音音楽を書いた作曲家の一人ですが、この「アダージョ」では調性感のある美しい旋律が用いられています。(2021/09/10 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92243

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    ヴァルティースドッティル:エピサイクルII (ハンソン/イズマイリー/ヨーンシ/ロシェ/スヴェリソン/ヴァルティースドッティル)

    アイスランドで活躍するチェロ奏者・歌手で作曲家のギーザ・ヴァルティースドッティルは、実験的なバンド「mum ムーム」の創設者であり、2019年に権威ある北欧理事 会音楽賞(Nordic Council Music Prize)を受賞しました。来日経験もある彼女は、ムームでヴォーカルを 担当、有名になった後、チェリストとして活動するためにバンドを去り、バーゼル音楽院でチェロと即興演奏を学び、マルチな音楽活動をしています。このアルバム「エピサイクルII」では仲間たちとともに同郷の作曲家たちの作品を演奏、現代的、かつ、どこか懐かしい音の世界を披露しました。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:SLE-70012

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    ソルヴァルドスドッティル/マッツォーリ/ビャルナソン:20世紀の管弦楽作品集(アイスランド響/ビャルナソン)

    世界的に注目されているアイスランド楽壇の牽引役の一人ダニエ ル・ビャルナソンとアイスランド響によるアルバム。タイトルの「ATMOSPHERIQUES」は大気(圏)、雰囲気といった意味を持ちますが、解説者のドイル・アームブラストによればここに収められた作品には、地球とそれをとりまく宇宙をイメージした音響世界が表現されているということです。(2023/06/23 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92267

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    ビャルナソン:クイ・トリス/セローネ:メモリー・パレス/マッキントッシュ:アイ・ホールド・ザ・ライオンズ・パウ(ロサンゼルス・パーカッション・クァルテット)

    人種の坩堝でもあるロサンゼルス。あらゆる野心や創造的な夢がうずまく都市です。ここで活躍するロサンゼルス・パーカッション・クァルテットは、これまでにも意欲的なアルバムをリリースしてきましたが、今作でも5人の作曲家による独創的な作品を演奏しています。ビャルナソンの「Qui Tollis=世の罪を除きたもう主よ」は爆発的なバスドラムの唸りが印象的な作品。自然の風景を音に取り込むのが巧みなソルヴァルドスドッティルの「アウラ」は砂の嵐と風のチャイム。マッキントッシュの「I Hold the Lion's Paw=私はライオンの足を握る」では長編小説のように劇的に音が変化していきます。郷愁たっぷりのギターの旋律が印象的なセローンの「メモリー・パレス」、メタリックな響きがまるで宝石の輝きのようなライドの「フィア=リリース」と、普段耳にすることのない珍しい音響が、高音質で迫力たっぷりに迫ります。(2017/11/24 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92214

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    ビャルナソン:弓から弦へ/オーヴァー・ライト・アース/ラーキンの歌(クルベア/トルビョルンスドッティル/オーフス響/ビャルナソン)

    今、アイスランドで最も注目されている作曲家・指揮者ダニエル・ビャルナソンのDACAPOデビュー・アルバム。全曲世界初録音。「大地からエーテルへ」というタイトルのように、どの作品も最後は空気に溶け込むように消えていきます。ビートの利いたパッサカリアによる始まりが印象的な「弓から弦へ」、震える音がオーケストラの隅々までゆっくりと広がり大音響になり、あっけなく消えて終わる「Over Light Earth」、友情や愛をテーマに無調ながらもマーラーの「大地の歌」を思わせる旋律が耳をとらえる「ラーキンの歌」の計3曲を収録。(2023/06/23 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.224746

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    ビャルナソン/ラグナルスドッティル/ジーグルトソン/スヴェインビャルナルドッティル/トウマソン:弦楽四重奏曲集(シッギ弦楽四重奏団)

    2012年、レイキャビクで開催された「ヤング・スカンジナビア・コンポーザー・フェスティヴァル」でデビューしたシッギ弦楽四重奏団は、現代の作曲家と積極的にコラボレーションし、多くの委嘱作を初演しています。彼らはルネサンスから古典派、ロマン派の作品も演奏しますが、何より20世紀から21世紀のレパートリーに情熱を傾けており、即興演奏やエレクトロニクスなども取り入れた実験的な演奏にも力を注いでいます。このアルバムに収録された5人の作曲家の作品は、彼らにとってまさに腕の見せ所といったもので、シャコンヌの形式を模した「Stillshot」、断片的な旋律を残しながら混沌の中にに沈んでいく旋律でアイスランドの野に咲く花を描いた「Fair Flowers」、ミニマル要素の強いスヴェインビャルナルドッティルの「?pacity」、アルバム中では最も旋律的なジーグルトソンの「ネブラスカ」、緊張感溢れる「セリモニア」のどれもが主張の強い音楽です。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92232

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    ヨンスドッティル/ヴィルマーソン/ソルヴァルドスドッティル:アイスランドの管弦楽作品集(アイスランド響/ビャルナソン)

    アイスランドを代表するオーケストラ「アイスランド交響楽団」は、1950年の創設以来、長きに渡って国の文化を支えていました。2008年に来日も予定されていましたが、残念なことに金融危機のあおりを受け、直前に中止となり日本のファンを落胆させたことでも知られています。現在オーケストラのアーティスト・イン・レジデンスを務めるビャルナソンは、指揮者、作曲家、指導者として様々な役割を果たすとともに、自作を含む現代音楽を意欲的に取り上げ、コンサート、録音の両面で広く称賛されています。このアルバムでも彼自身の作品の他に、アイスランドで名高い女性作曲家ソルヴァルドスドッティルの想像力を刺激する作品や、ロックバンドのメンバーとしても知られるヴィルマーソン、電子音楽とアコースティックの響きの境界を探るヨンスドッティルの作品など、実験的な作品が並んでいます。(2017/11/24 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92213