モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス(1756-1791)
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「夜」をテーマにしたピアノ作品集。韓国出身でベルリンとニューヨークを中心に活躍するSteinwayオフィシャル・ピアニスト、クララ・ミンのSteinwayレーベルからは2枚目のアルバム。今回は、前作(STNS30045)にも収録したスクリャービンから、メシアン、モーツァルトと時代を広げ、「夜」をテーマにしたコンセプチュアルな内容となっています。夜の様々な側面、夜が創作に与えた影響を見据え、得意とする神秘的な表現で作品を掘り下げています。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30096 |
【スクロヴァチェフスキ生誕100年を記念して母国ポーランドの貴重音源が初CD化!】指揮者・作曲家のスタニスワフ・スクロヴァチェフスキの生誕100年(2023年10月3日)を記念して、母国ポーランドのワルシャワ・フィルハーモニーのアーカイヴから1956年の録音が初CD化。正規盤の無かったモーツァルトのレクイエムや若き日の快速テンポによる「英雄」を含む興味深いリリースです。スクロヴァチェフスキはポーランドのルヴフ(現ウクライナのリヴィウ)に生まれました。4歳でピアノとヴァイオリンを学び始め、特にピアノで目覚ましい才能を発揮して11歳の時にはデビュー・リサイタルを行うほどでしたが、第2次世界大戦中に手にケガを負い、その後は指揮と作曲に専心します。1946年以降はヴロツワフ、クラクフ、カトヴィツェのオーケストラで指揮者を務め、1956年にはローマで行われた国際指揮者コンクールで優勝。2年後にはジョージ・セルの招きでアメリカ・デビューを果たしました。1956年から59年にかけて、ポーランド国内ではワルシャワ・フィルのポストを得て定期的に指揮。ここに収められた2つのコンサートでは世界へ羽ばたく前夜の指揮を聴くことができます。全6曲中、「英雄」を除く5曲にはスクロヴァチェフスキによる正規録音が無かったので貴重なリリースと言えるでしょう。スクロヴァチェフスキは1947年にカロル・シマノフスキ国際コンクールの作曲部門で入賞し、フランス政府の奨学金を得てオネゲル(とナディア・ブーランジェ)に師事しているので、自作(初演)と師の作品を組み合わせた2月11日のプログラムは師への敬意を込めたものかもしれません。後半に置かれたモーツァルトのレクイエムは作曲家の生誕200年であることにちなんだ選曲と思われますが、結果的に前年秋に世を去ったオネゲルへの追悼のような形になりました。4人のソリストと合唱団は声を張った熱唱に傾きがちで、このあたりには甚大な犠牲を出した第2次大戦から10年余りという時代の空気も感じられます。その中で意外なのはラクリモーサの結びの「アーメン」。ここは多くの場合、悲しみのどん底から救いを求めるかのような絶唱になりがちですが、スクロヴァチェフスキは柔らかな発声と控えめな音量で歌わせ、最後は消え入るように終わらせています。6月22日のプログラムでは、前半後半を通じてこの人らしい精彩に富んだ演奏を聴かせます。「英雄」の演奏時間は44分余り。ザールブリュッケン放送響盤(2005年)も読響盤(2012年)も弛緩とは無縁の充実した演奏でしたが、それらに比べると当盤の演奏時間は5分ほど短く、若きスクロヴァチェフスキの覇気が漲る演奏となっています。ブックレット(ポーランド語と英語)は表紙込みで84ページもあり、楽曲解説や演奏者の紹介に加えて当日のコンサート・プログラムの表紙写真やオーケストラと合唱団のメンバー全員の名前が掲載されるなど、丁寧な作りになっています。※※すべてオリジナル・テープからCD化していますが、ベートーヴェンの「英雄」ではマスターに起因するゆがみが少しあるとのことです。(2023/11/10 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD266 |
2003年にこけら落としが行われたウォルト・ディズニー・コンサート・ホールはその音響効果の素晴らしさで(日本の豊田泰久が音響を担当)知られ、現在LAフィルとロサンゼルス・マスター・コラールの本拠地となっています。プロデューサーであるボブ・アッティユーはこのホールを大変気に入っており、この録音を最良のものとするために、チャリフォーが使用する楽器に至るまで(1716年製のストラディヴァリなどいくつもの名器を用意)入念の準備を行いました。モーツァルトから現代にいたるまでの広範囲の時代に渡る音楽を息をのむような素晴らしさで再現しています。サロネンの作品はこのアルバムが初演であり、こちらも興味深いものです。(2013/03/20 発売)
レーベル名 | :Yarlung Records |
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カタログ番号 | :YAR67893 |
古典派における偉大なギタリストの一人、フェルナンド・ソル。この時代には未だ独奏楽器として地位を確立していなかったギターの地位を格段に引き上げた人として賞賛されています。しかし、ソルはギター作品だけを作曲したのではなく、管弦楽作品やバレエ、オペラなど多彩な作品を残しています。中でも数多く残された歌曲は、素晴らしい出来栄えなのですが、現在ほとんど聞かれることはありません。このアルバムではソルのギター伴奏による歌曲を収録。冒頭に置かれているのは、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」のアリアを編曲したもの。独立した歌曲として強い存在感を放っています。対して「スペインの歌曲集」はソルの面目躍如といった作品。ギターと声がお互いを尊重しながら魅力的な音楽を紡ぎ出しています。(2017/08/30 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573686 |