モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス(1756-1791)
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舞台は古代エジプト。異国の王子タミーノは、肖像画で見た夜の女王の娘パミーナを救いに、魔法の笛と鳥刺しパパゲーノと共にザラストロの神殿へ。ザラストロが与える試練を笛の力で乗り越えたタミーノはパミーナと結ばれ、パパゲーノは相応しい相手パパゲーナを見つける。夜の女王は雷に打たれ、夜が消え去り太陽の輝く中、僧侶達が喜びの合唱を歌う。モーツァルト最後のオペラとなった「魔笛」のナクソス盤は、演奏家に大スターがいなくてもオペラの素晴らしさを再現できるという、まさにナクソスの理念を代表する好演奏になっています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660030-31 |
モーツァルトの歌劇の全曲録音は、1930年代の半ばから盛んになりました。グラインドボーン音楽祭で録音された「ダ・ポンテ三部作」とともにその一角をなすのが、この《魔笛》です。イギリスの指揮者サー・トーマス・ビーチャム(1879~1961)がHMVの名プロデューサー、ウォルター・レッグとともにベルリンに赴いて録音されました。モーツァルトのスーブレット役として大活躍したイルマ・バイルケ(1904~?)など、第三帝国時代のドイツを代表する歌手たちが参加しています。合唱には無名時代のシュヴァルツコップも加わっているそうです。(山崎浩太郎)(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110127-28 |
アダム・フィッシャーが振るモーツァルト初期の大作オペラ。実在したローマ時代の独裁者をモデルにデ・ガメルラとメタスタージオが台本を制作、当時16歳のモーツァルトに作曲が依頼されたという作品で、恋のさやあてあり、権力争いありと、内容は盛りだくさんな上、美しい音楽も満載という聴きごたえのある作品です。この上演にあたっては、オディニウスとノルト、この主役の2人はドイツ人であるものの、他の出演者はほとんどがデンマーク出身(ハマーストレムのみスウェーデン)で固め、デンマークの歌手の層の厚さを見せています。フィッシャーの鮮やかな指揮も聴きものです。(2019/03/22 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226069-71 |
モーツァルト(1756-1791)の時代は多くの「カストラート」が活躍していました。16世紀のヨーロッパでは女性が教会で歌うことが許されず、その代わりにボーイ・ソプラノが重用されていましたが、彼らは変声期を迎えると声の質が変わってしまいます。そこで「男性を去勢してその美しい声を残すこと」が流行しました。彼らは、声は女性に近いものの、体つきは男性に近くなるため、独特のトーンと持続力のある声を持つことができたといわれています。もちろん現在では消滅した存在で、女声のメゾ・ソプラノがその代わりを担うことが多いのですが、発声法こそ違うものの、カウンターテナー(裏声を用いる)も女声とはまた違った魅力を持っています。このアルバムの収録曲もカストラートのためのものですが、名カウンターテナー、サバドゥスは当時のスタイルを慮りつつ、また新たな表現の幅を広げています。力強く美しく妖しい魅力を秘めた声をお楽しみください。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1814 |