モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス(1756-1791)
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映画「アマデウス」で一躍脚光を浴び、瞬く間に最も人気のあるモーツァルト作品の一つになった「交響曲第25番」。この耳慣れた名曲を隅々まで洗い直し、新鮮な装いで提示してくれるのがミュラー=ブリュールとケルン室内管のコンビ。冒頭から、他では聴いたことのない個性的な強弱変化に耳を奪われます。「第33番」は徒に速いテンポをとることなく、美しく奏でます。後期三大交響曲の一つ「第39番」は古楽奏法の長所を取り入れた、きびきび感あふれる表現が聴き手を魅了。終楽章に限っては無理に走らず、各パートの動きを際立たせ、随所に新しい発見があります。(2003/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551207 |
第35番よりも番号が若いモーツァルトの交響曲には触れる機会が無い人も多いかもしれませんが、特にお薦めしておきたい名作が「第29番イ長調」。両端楽章の流麗さは、モーツァルトの名曲は数あれど、他では聴けない個性を感じさせます。第2楽章が与えてくれる安らぎも天下一品です。もちろん指揮者ミュラー=ブリュールの技があってこそ楽しめるわけですが、もっと演奏が素晴らしいのは「第28番」と「第30番」。ティンパニの強調などの技が、ややもすると退屈になりがちなモーツァルトをフレッシュに輝かせるのです。それにしても3曲とも10代後半の作とは、天才には誰も敵いません。(2003/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551206 |
ナクソスがブルックナー交響曲全曲録音を託したのはゲオルク・ティントナーという、発売当時は殆ど知られていない老指揮者でした。しかしその内容は、こんな巨匠が知られずにいたのかと、多くの音楽愛好家を驚かせたのです。彼がカナダのCBCレコードに残した遺産をナクソスは埋もれさせません。これは、故人の偉大な芸術の全容を知るための貴重なシリーズの第一弾です。曲目は得意のモーツァルトの人気交響曲。この3曲をティントナーは、小細工することなく自然に、大らかに、堂々と奏でています。「ハフナー」終楽章の力強さ、緊張感は出色。拍手入りのライヴ録音です。(2003/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557233 |
20世紀のモーツァルト演奏における2つの大きな流れ、すなわちモダン楽器による重厚長大な演奏と、それに対して原典への回帰をうたった所謂時代楽器使用の歴史的アプローチ、21世紀にこの両者を止揚するのが、ミュラー=ブリュールです! モダン流の流麗さと歴史流の明快さの両者のいいとこ取りが、まさにここにあるといってよいでしょう。モーツァルトの交響曲の中でも、爽やかさと華やかさが印象的な、これら都市名つきの3曲は、ミュラー=ブリュール流とは相性も抜群! 弾力とキレのある響きの中から、華やいだ18世紀の都市の賑わいが聞こえてくるかのようです。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551096 |
ティントナー・ファン待望のモーツァルト!ハ長調の交響曲を中心としたアルバムの登場です。指揮者自身による解説に導かれて始まる「イドメネオ」序曲に続いて、比較的人気薄の「交響曲第34番」が、正に充実の極みと言える名演。特に終楽章に漲るライヴならではの音楽の力には目を見張るものがあり、何度でも聴きたくなるほど。モーツァルト最後の3つの交響曲を比較して、指揮者が"トライアムファント(勝ち誇った)"とその性格を形容する不滅の名曲、交響曲「ジュピター」は、音楽だけに語らせることで彼の言葉を表現し、ティントナーの存在感を見せつけます。ティントナー自身の筆による曲目解説付き。(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557239 |
おなじみ、フンメル(1778-1837)の室内楽版編曲によるモーツァルト(1756-1791)の交響曲です。第1集(第38番-第40番…8.572841)でもその機動力の高さと緊密なアンサンブルが好評であった4人の名手たちですが、今作では一層充実した音楽を聴くことができます。一度味わうと病みつきになってしまうのがこのシリーズで、編成を小さくすることでとにかく曲の構造や、モーツァルトの信念のようなものがくっきりとわかるのが楽しいのです。これらの編曲はフンメルがヴァイマールの宮廷楽長として働いていた1823年から1824年頃に作られたもので、彼が幼い頃に師事していたモーツァルトに対する深い賛辞でもあるのです。フンメルはピアノ、フルート、ヴァイオリンとチェロのための作品を50曲以上残しましたが、モーツァルトの交響曲編曲は、全部で6曲のみなのが残念なところです。彼は時代の変遷も考慮し、モーツァルトのスコアにないクレシェンドやピアニシモを付け加え、また装飾なども変更しています。交響曲第40番における小節の追加など、現在の楽譜とは異なる箇所もあり、混乱を招くかもしれませんが、このあたりは研究家たちによっていずれは精査されることでしょう。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572842 |