モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス(1756-1791)
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アンサンブル・ピラミッドはスイス、チューリッヒで1991年に設立されたアンサンブルです。マルクス・ブレニマン(フルート、編曲)、バーバラ・ティルマン(オーボエ)、ウルリケ・ヤコビ(ヴァイオリン)、ミュリエル・シュヴァイツァー(ヴィオラ)、ジャエル・ベルツヒンガー(ハープ)のメンバーで構成され、曲によって柔軟に編成を変え、バロックから近現代まで幅広い音楽を演奏しています。彼らはプログラムに必ず「新しいもの」と「古いもの」を並列に並べることで、音楽の流れを自然に感じ取れるような働きかけをしています。また忘れられてしまった作品の蘇演にも力を入れており、そちらでも高い評価を受けています。このアルバムでは、そんな彼らのスタンスがはっきり理解できることでしょう。モーツァルトに挟まれたデュティユーは、決して居心地悪そうではなく、ごく自然に収まっているところが見事です。録音 1999年9月2-4日(2012/06/13 発売)
レーベル名 | :Divox |
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カタログ番号 | :CDX-21006 |
知られざる作曲家や作品を紹介して注目を集めるToccataレーベルの人気シリーズ、「モーツァルト・バイ・アレンジメント」第3弾はさまざまな作品をオルガン用に編曲した曲集。現代のような録音技術が登場するまでは、巨匠たちの音楽を知るには自分で演奏するのが一番の方法でした。そのため、19世紀初頭に流行したのが人気の作曲家たちの編曲版です。これらはほとんどが独奏ピアノか連弾用のもので、モーツァルト作品は特に人気がありました。ここに登場する作曲・編曲家のゼヒターは、サリエリに師事した作曲家兼オルガニスト。ネーフェはベートーヴェンにピアノを教えた人物です。また、リストによる「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も興味深い編曲です。当時の伝統的な編曲とともに、この録音の演奏者であるオルガニスト、ビアンキーニによる現代の先進的な編曲の世界観も併せてお楽しみいただけます。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0381 |
Melodiyaレーベルが力を注ぐ「若い芸術家たち」に焦点を当てるシリーズの1枚。ヴァイオリニストの両親を持つポチェキン兄弟は、ロシアを中心に世界中でソリスト、デュオの両面で演奏活動を10年続けている俊英です。ヴァイオリン2台(もしくはヴァイオリンとヴィオラ)という組み合わせのアンサンブルはかなり珍しく、また、作品もあまり多くありませんが、兄弟は常に個性をぶつけ合いながらも、調和の取れた演奏を披露することで知られています。このアルバムに収録された3人の作曲家の作品でも、お互いの才能が拮抗することで、スリリングかつ親密な響きが紡ぎ出されています。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Melodiya |
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カタログ番号 | :MELCD1002534 |
よほどのモーツァルト好きでも、なかなか当盤収録のような管弦楽の小曲ばかりをまとめて聴くことはないもの。モーツァルトをこよなく愛した巨匠ティントナーがこのような録音を残してくれたとは!珍奇な物は何もなく、普通に演奏して聴く者を魅了するのがティントナーの魔法。そして単純な旋律と和声だけで、聴く物の心を豊かにしてくれるモーツァルト。天才が本領を発揮したミクロコスモスが、ここにあります。そりが登場する有名な15は、いつ聴いても心踊ります。26における珍しい楽器ハーディ・ガーディの使用や、オペラ「フィガロの結婚」の名旋律「もう飛ぶまいぞ」がほぼそのまま登場する16など、スパイスも効いています。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557243 |
モーツァルト中期の名作で極めて劇的な曲想で知られる「ピアノ・ソナタハ短調」と組み合わせて演奏されることの多い「幻想曲ハ短調」をメインに、こちらも充実した作風による「ピアノ・ソナタ ニ長調」を併せた聴きごたえのある1枚。緊張感漲る作品を繋ぐのも「幻想曲 ニ短調」と「アダージョ ロ短調」という重めのプログラム。モーツァルト作品の中でも珍しいロ短調という調性によるアダージョは、作曲された意図はわからないものの晩年のモーツァルトの不安な心情が反映されているといわれています。(2019/09/13 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98990 |