モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス(1756-1791)
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ピアニスト、スザンナ・アーツはオーストリアの市民権を持っているものの、インド、クロアチア、フランスの血をひいているそうです。彼女はウィーンの三羽烏の一人、パウル・バドゥラ=スコダに師事し「ウィーンの音楽」をじっくり学ぶことで、自らの起源とモーツァルト(1756-1791)の美しい融合を図ることに成功しました。1783年頃に完成された3つの愛らしいソナタは、シンプルな筆致で書かれているものの、弾き手の実力が素で出てしまう実は難しいもの。彼女はじっくりとこれらの曲に向き合い、ウィーンのエキスを引き出しています。(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0009 |
韓国出身のピアニスト、ウィリアム・ユンによるモーツァルトのソナタ第3集です。今作では人気の高い「トルコ行進曲」のついたイ長調のソナタも含まれていて、聴く前から期待が高まるというものです。第1楽章が変奏曲形式で書かれたこの曲は、優雅な主題がどのように変化するかを聴くのが楽しく、表現力豊かなピアニストの手によると、まるで魔法のような美しさを放つものなのです。ユンの演奏はもちろん文句なしの素晴らしさ。可愛らしい第2楽章から圧巻の第3楽章「トルコ行進曲」まで、本当に楽しめるものとなっています。他には19歳頃に書かれた第1番と、ばらばらに書かれて一つにまとめられたヘ長調のソナタの2曲を収録(終楽章にはK494の番号が振られることも多い)。ヘ長調のソナタの第1楽章は右手と左手が独立していないと演奏が難しい作品で、まるでバッハのインベンションのような雰囲気を持っています。もちろんユンはどの曲も完璧に演奏しています。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1830 |
若き韓国のピアニスト、ウィリアム・ヨンによるモーツァルト:ピアノ・ソナタ集完結編となる第5集。インタビューで「多くの人にとってモーツァルトはしばしば同じように聞こえるかもしれませんが、私はそう思いません。私はモーツァルトが音楽の中で感情や色彩をどのように表現したのかを示したいと思います。」と語ったヨンの言葉通り、5枚のアルバムの中にはヨンが表現したかったものが全て詰まっています。なかでもツィクルスの最後に置かれたハ短調の「幻想曲」と「ソナタ」の劇的な演奏は、多くの人が抱くモーツァルトのイメージを覆すほどに衝撃的です。(2017/08/30 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1857 |
第1集(SOMMCD0191)に続くピーター・ドノホーが弾くモーツァルトのピアノ・ソナタ集。1953年生まれのピーター・ドノホー。イヴォンヌ・ロリオに師事し、1982年のチャイコフスキー国際コンクールに1位なしの2位に入賞、世界的に注目を集めました。一時期バーミンガム市交響楽団の打楽器奏者として在籍していたという異色の経歴を持つ彼は、サイモン・ラトルとは数多く共演をするなど、イギリス屈指のピアニストとして活躍しています。幅広いレパートリーを持つことで知られますが、2018年から取り組んでいるモーツァルトのピアノ・ソナタ集の録音は、彼の円熟した音楽性と、味わい深い音色が楽しめるもので、第1集がリリースされた際にも「確実に次のアルバムが聴きたくなる演奏」と評価されました。この第2集ではモーツルトがパリに旅行した1777年から1778年に書かれた作品を収録。母の死の直後に書かれたイ短調に呼応するかのように、その10年後に書かれたロンド イ短調(父の死を経験する)が置かれた印象的な選曲です。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0198 |