モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス(1756-1791)
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ここに収録された3曲の協奏曲は、どれもとびきりチャーミングなのに、実はモーツァルト自身はフルートという楽器には大して興味を持っていなかったと言われています。「フルート協奏曲」は裕福な商人であったフェルディナン・ド・ジャンの依頼により、また「フルートとハープの協奏曲」はギーヌ公アドリアン=ルイ・ド・ボニエールの求めで書かれたものでした(どちらも金払いが悪かったとモーツァルトがこぼしています)。しかし、どのような理由で書かれたにしろ名曲中の名曲であることは間違いありません。この盤の聴きどころは何といっても名手ガロワの美音と彼自身によるカデンツァ。そして当時の編成を考慮した、第1ヴァイオリンが右側、第2ヴァイオリンが左側という、通常とは逆の配置による耳慣れない響きにもご注目ください。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557011 |
2022年にデンマークで開催された「カール・ニールセン国際音楽コンクール」で優勝、一躍注目を浴びたフルート奏者アルベルト・ナヴァーラのデビュー・アルバム。2022/23年のシーズンからベルリン・フィルハーモニーのカラヤン・アカデミーのメンバーに加わるとともに、ソリストとしてオーフス交響楽団、オーデンセ交響楽団と共演、各地の音楽祭で演奏するなど着々と活動の場を広げています。アルバムではフルーティスト定番のレパートリー、ニールセンとライネッケの協奏曲に加えて、ハープ奏者ラマンナとともにモーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」を披露。巧みな技術から生まれる輝かしい音色と卓越した音楽性で聴き手を魅了します。(2024/03/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100287 |
1929年11月、まだ13歳の神童メニューインがロンドンでデビューを飾るやいなや、エルガーとの邂逅・協奏曲の共演を初めとし、英国においてたちどころにして第一級の演奏家としての地位を確立したのでした。続く1936年の一年間のブランクの前までは、いわば「本能的に」演奏していた神童の時期とみなすことができるでしょう。このCDに収められたモーツァルトの42番、ベートーヴェンの1番はそうした時期の演奏の典型で、輝かしい技巧と、きらめく音色がトレードマークとなっています。次ぐ50年代までが、メニューインの最も充実していた時期とされ、とりわけ古典作品に取り組む際の、分析的側面が進展したのがこのCDにおいても聴いてとることができます。(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110988 |
韓国のヴァイオリニスト、ソン・ジウォンのリサイタル・アルバム。5歳の時から韓国国立芸術大学でヴァイオリンを学び始め、12歳でニューヨークのケネディーセンターにてソロ・デビューを飾ったという天才少女。クリーヴランド音楽院に入学し、現在はニューイングランド音楽院でドナルド・ワイラースタインに学んでいます。数多くのコンクール入賞記録を持ち、2016年にアウグスブルクで開催された「第9回レオポルド・モーツァルト国際ヴァイオリン・コンクール」でも「素晴らしいモーツァルト奏者」と絶賛されています。また昨年韓国で開催された「ユン・イサン国際コンクール」では第1位を獲得しました。このアルバムでは、彼女が得意とするモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを中心に、ベートーヴェンの作品と、この2人にインスパイアされたクライスラーとサラサーテの小品を演奏。魅力的な音色でじっくりと聴かせます。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Klanglogo |
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カタログ番号 | :KL1523 |
これほど聞いてスカッとする曲は珍しい「ツィゴイネルワイゼン」、甘味音楽の定番「タイスの瞑想曲」などを含むヴァイオリン名曲集は、一家に一枚欲しいところです。この種のアルバムに「揚げひばり」が入るのは珍しいですが、まさに天空を漂う音群が絶品、モーツァルトのアダージョもポイントです。ナクソスの抱えるヴァイオリニスト達は実は名手揃いなのですが、その中でも秘密兵器はビゼンガリエフ、聞いたことが無いという方に、この情熱剥き出しの演奏家をお薦めします。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553509 |
変奏曲形式で書かれた作品を集めた1枚です。モーツァルトからショパンまで、小さな作品がパッチワークのように大きな流れを形成していく様を眺めることができるでしょう。1789年に書かれたモーツァルトの曲の整った形式、ベートーヴェンに新しい音楽への探求心、そしてシューマンが20歳の時に書いた実験的な作品(音名を曲に執拗に織り込むこと)、メンデルスゾーンの「厳格」といいながらも溢れるロマンティックさ、シューベルトの「即興的」な変奏曲。そして最後に置かれたショパン(1843年に作曲)では、左手の音形を変えずに右手のメロディだけを変化させるという手法。およそ50年くらいの年代の違いでこれほどまでに時代は変遷していきました。これらを演奏するのは、スペイン、アリカンテ生まれのピアニスト、アレハンドロ・ピコ=レオニス。アリシア・デ・ラローチャに学び、その後ニューヨークへ渡り、2002年にカーネギー・ホール・デビューを果たした逸材です。(2011/03/16 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC775 |
【グルダの協奏曲録音、初発売多数!】30歳前後のグルダによる協奏曲録音がBOXで登場。中でもDISC 1と2に収録された一連のライヴ音源は、今回が初登場という貴重なものです。17歳でジュネーブ国際コンクールを制して経歴をスタートし、当時既に多くの公演と録音を経験していたグルダだけに、若々しいタッチの中に円熟味も加味された、彼らしいたいへん美しい演奏を聴かせてくれます。DISC 3はロスバウトとの放送用セッション録音です。南西ドイツ放送(SWR)に残されたオリジナル・マスターテープから今回の商品化のために新たにマスタリングが行われ、モノラルながらたいへん聴きやすい音となっています。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19088CD |