ダイソン, ジョージ(1883-1964)
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イギリス、ハリファクスで労働者階級の家庭で生まれたジョージ・ダイソン。彼の才能が顕在化したのは幼いころに通ったバブテスト教会であり、そのまま奨学金を得てロンドン王立音楽学校に入学。最初はオルガンを学び、作曲をスタンフォードに師事、その後イタリアとドイツで学び、着々とキャリアを重ね、最終的には19世紀から20世紀の「イギリスで最も重要な作曲家」の一人になりました。学生時代に書かれた「合唱交響曲」は“ユダヤ人追放とイスラエルへの帰郷”を描いた詩篇107番を用いた大規模なメンデルスゾーン風の作品。序曲で提示されたテーマが発展し、最後はヴォーン・ウィリアムズを思わせる海の情景が華々しく描かれます。もう1曲の「聖パウルのメリタへの旅」も海の情景が描かれており、こちらも鮮烈なイメージが広がる美しい作品です。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573770 |
英国の作曲家、ジョージ・ダイソンの合唱曲集。ヴァイオリン協奏曲などの管弦楽曲が知られていますが、合唱作品も数多く残しています。ディーリアスやパリーの伝統を継承する野心的な作品は、どれも重厚なハーモニーを持ち、堂々たる威厳に満ちたもの。勇壮なファンファーレを伴う「当市を祝して」、ディーリアス風の旋律で幕をあける「甘美なるテムズはゆるやかに流れる」、2台ピアノと弦楽、パーカッションの伴奏がユニークな雰囲気を醸し出す「鍛冶屋」などヴァラエティ豊かな5曲をお楽しみください。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD014 |
残念ながらあまり知られた存在ではありませんが、鍛冶屋の息子として生まれながらも、王立音楽院の院長になり、サーの称号まで授けられたダイソンの音楽は、もっと親しまれてもよさそうなものです。交響曲や「陣羽織亭にて」では、朗々とオーケストラが鳴り渡り、映画音楽にもそのまま使えそうなロマンティックな響きを存分に楽しむことができます。そして、さらに個性的な響きを聴かせてくれるのが、教会協奏曲です。賛美歌を題材に、ソロの弦楽四重奏とバックの弦楽合奏が、絶妙に絡み合いながら、分厚くしなやかに歌うといった趣向で、弦楽合奏王国・イギリスらしい傑作と申せましょう。(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557720 |
英国王立音楽大学に学び、奨学金を得てイタリアとドイツに留学、教師として後進の指導に当たりながら作曲活動を続けたジョージ・ダイソン。同世代の英国作曲家たちと同じく、抒情的な作風による数多くの壮麗な合唱作品を残した人です。このアルバムには彼の代表作の一つ「聖パウロのメリタへの旅」と、シェイクスピアの“ヘンリー五世”に登場するエピソードを描いた「アジンコート(アジャンクールとも)」、長編叙事詩「クォ・ヴァディス」から美しい「夜想曲」の3曲を収録。どれも勇壮で劇的、一度聴いたら忘れられないほどの魅力を備えています。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD234 |
いつの時代も、聖母マリアの献身的な愛は永遠の魅力として人々の心を捉えてきました。このアルバムは、古くは1485年生まれの荘厳なポリフォニーが特徴的なラドフォードの作品から、ドラマティックなブルックナー、ブリテン、そして現代の作曲家の作品まで、様々な時代の聖母マリアをテーマとした合唱曲を集めています。20世紀イギリスを代表するタヴナーの「神の御母よ、我ここに立ち」は、レールモントフの詞による神秘的な癒しの雰囲気をもつ楽曲。他には聖母マリアがキリストの母であることを神に感謝する内容の「マニフィカト」他、時代によって異なる表現方法で聖母を讃える全14曲です。またアルバム・タイトルは、ブリテンの「奇しき薔薇の聖母」から採られています。演奏は、ロイヤル・バーミンガム音楽院の室内合唱団と、イギリスでも屈指の合唱指揮者スパイサー、そしてオルガンは、現在ウェストミンスター大聖堂でオルガン研究をしているアルジャーです。(2020/07/17 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0617 |