サバネーエフ, レオニード(1881-1968)
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ロシアの大地主の家に生まれたサバネーエフ(1881-1968)は、前世紀には作曲家としてではなく、自然学者としてより広く知られていました。彼が書いた「ロシアの魚-淡水魚の生活の生活」(1875)は最も広く読まれた本でもあります。音楽面では、スクリャービンの親友であり、その作品を擁護した人でもあります。そんな彼の作品は、この第1集に収録された小品などからも、間違いなくスクリャービンの影響が強く読み取れます。そして音の響きについても独自の考えを持っていて「オクターブを53に分割する」という説を主張するなど、興味深い論文も書いています。どの曲も憂鬱さの中に力強さが感じられる、神秘的な雰囲気が魅力的です。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0308 |