ロワイエ, アントワーヌ・ド(1768-1852)
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ロワイエの協奏的二重奏曲は、爽やかな美しさと華麗な名人芸を身上とする、初期ロマン派音楽の模範的存在といえましょう。幅広い音域をカヴァーしていること、重音や和音の奏法が可能なことと、ギターは元々高い演奏の自由度を持つ楽器ですが、二人の奏者が協奏をすることでその自在さは一層高まり、目を瞠るほど多彩な響きが生み出されていきます。収録曲は、長調と短調、3楽章と4楽章形式の組み合わせ4通りが1曲ずつで、そのどれもがステレオタイプともいえる「いかにも」の展開を見せますが、音楽そのものが極めて上質なため、そのぴったりなはまり具合が小気味よく感じられてきます。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570146 |
既にリリースされている二重協奏曲集(8.570146)で、その華やかで技巧的なギター・デュオの作風に感激した人が続出。初期ロマン派の作曲家ロワイエ(1768-1852)の新しいアルバムは、更に充実した響きを持つギター三重奏曲と四重奏曲集です。ベートーヴェンと同時期の作曲家ロワイエは、当時最高のギタリストでありながら、フランス王党派に属する兵士でもあり、革命に巻き込まれながらも、サンクトペテルブルクの宮廷で高い地位を得るなど波乱の人生を送りました。しかしその作品は典雅で優美。整った形式の中に、舞曲や変奏曲を組み込むなど革新的な面も持ち合わせています。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573575 |