エクマリアン, マカール(1856-1905)
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19世紀から20世紀にかけて、アルメニア音楽の発展に重要な役割を果たしたマカール・エクマリアン。彼はリムスキー=コルサコフに作曲を師事したのち、トビリシで教師として後進の指導にあたり数多くの生徒を育てました。ヨーロッパの伝統的な様式にアルメニア民謡を採り入れた作品は高く評価され、なかでも1892年に完成された彼の最高傑作とされる合唱とピアノ(またはオルガン)のための「パタラグ(聖体儀礼)」は現在でもアルメニアの教会で演奏されています。このアルバムではアルメニアを代表するピアニスト、ミカエル・アイラペティアンが「パタラグ」を自らピアノ独奏用に編曲、12曲を選び演奏しました。神秘的な雰囲気が漂う静かな祈りの音楽です。他には1892年に出版された美しい夜想曲や、エクマリアンが愛したアルメニア民謡のアレンジを収録。どことなくエキゾチックな旋律が耳を捉えます。(2022/01/14 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP894 |