ヴァカレスコ, ヘレーネ(1864-1947)
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【ベル・エポックの立役者の一人、アーンの独唱歌曲107曲を収録!】フランス歌曲の世界で有名といえばまず、ショーソン、デュパルク、ドビュッシー、フォーレやプーランクなどが挙げられますが、それらの中でひときわ愛らしい個性が光り、控えめながらも一部で根強い人気を誇る作曲家といえば、レナルド・アーンであると言えます。「ロマン派の時代」と「狂騒の20年代」を繋ぐ「ベルエポック」を象徴する歌曲を書いた彼は、マルセル・プルーストの恋人であり、そして何よりも、わずか12歳の頃に作曲された彼の最も有名な作品「私の詩に翼があったなら」(DISC2-2)を初め、多くの親しみやすい歌曲を発表しています。しかし、歌曲の専門家たちが口を揃えてアーンの作品が持つ素晴らしい個性を認めていながら、驚くべきことに彼の歌曲の3/4ほどはこれまで録音されたことがないか、ごく小さなレーベルに私的に録音されただけなのです。この状況を憂いたパラツェット・ブリュ・ザーネ(ロマン派フランス音楽センター)は、独唱とピアノのために書かれたアーンの歌曲の全曲録音を計画、タシス・クリストヤニスとジェフ・コーエンの積極的な協力を得、この素晴らしいアルバムが誕生することとなりました。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Bru Zane |
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カタログ番号 | :BZ2002 |
【初録音作品続々!ベルギー近代を代表する名匠の多様な歌曲世界へ】ラヴェルやスクリャービンの同世代人で、ラフマニノフやレーガーと同じく2023年に生誕150周年を迎えるフランス語圏ベルギーの作曲家ジョゼフ・ジョンゲン。自身オルガニストないしピアニストとして活躍しながら、時に母国を離れ英国でも広く活躍した多作な作曲家です。フランスとドイツの近代音楽様式をよく咀嚼しながら美的感覚にすぐれた作品を多く残したこの大家、前衛音楽の興隆でしばらく世界から忘れ去られていましたが、21世紀に入った頃から急速に再評価が進み新録音も続々登場。フランス語圏ベルギーの音楽遺産を掘り起こすMusique en Wallonieでも2019年から歌曲全曲録音が始まり、第1弾(MEW1993)に続いて周到な作品検証の末ここに第2弾が2枚組アルバムとして形になりました。母国の危難を避け英国に逃れ新境地を模索していた時期に書かれ、第一次大戦の惨禍と密接に結びついた『紅色の祭り』(1917)、名声伸長期の作品29などまとまった曲集も紹介しつつ、今回は単独作品・未出版作品を多く収録、世界初録音となる曲も少なくありません。ヴェラーレン、レニエ、プリュドム、サマンなどベルギーとフランスの重要な近代詩人たちの文学世界を、印象主義や旋法的書法などを適切に取り入れ味わい深い音にしてゆくジョンゲンのセンスを、様々な形で実感できる充実の選曲と確かな演奏に加え、このレーベル特有の図版満載の充実解説(フランス語、歌詞と共に英蘭独語訳付き)も見過ごせません。(2023/10/06 発売)
レーベル名 | :Musique en Wallonie |
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カタログ番号 | :MEW2306 |
ベルギーのオルガニスト、作曲家ジョゼフ・ジョンゲン。幼いころから楽才を発揮、13歳で作曲を始め、24歳の時にベルギー王室主宰の「ローマ賞」を獲得。作曲家、教師として活躍を始めました。数多くの作品を残しましたが、現在ではオルガン曲や室内楽曲が良く知られています。歌曲も数多く手掛けており、2016年にはソプラノ歌手、サラ・デフリースが、ジョンゲンの私的な資料から未公開の歌曲を20曲以上発掘し「アルマン・シルヴェストリの詩による7つの歌」などの世界初録音を含むその何曲かをこのアルバムで披露しています。サラ・デフリースとイギリスのピアニスト、グレイグ・ホワイトによる繊細で美しい歌の数々は、器楽曲とは違ったジョンゲンの世界を存分に楽しめます。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Musique en Wallonie |
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カタログ番号 | :MEW1993 |