ルター, マルティン(1483-1546)
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【バッハ一族の3巨匠から、大バッハ最初期の傑作へ】全員ソリスト級の少数精鋭で聴くからこそ、バロックの声楽曲はその本来の魅力が生きてくるもの。ヨーロッパ古楽界の最前線をゆく精鋭集団ヴォクス・ルミニス最新盤は、大バッハの青年時代にいたる、バッハ一族の名匠たちの作品を通じての教会カンタータ史をひもとく充実企画です。シュッツやシャイトらを経て、バッハ一族のモテット集(RIC347)も制作した経験を活かし、演奏編成は妥協なく17世紀流儀を徹底。各パート最大2人、大半はソリスト編成でわかりやすく音の綾を伝えてゆくスタイルが活きるのは、演奏者が一人残らず手練の名手だから。大バッハも若い頃憧れたヨハン・クリストフ・バッハをはじめ、3人の先達の作品にはトランペットやティンパニまで動員される大作も含まれ、曲ごとに異なる編成が17世紀音楽の面白さを伝えてやみません。その末に聴くバッハ最初期の教会カンタータ第4番では、合唱中心のカンタータ解釈とは全く違った「17世紀生まれの青年バッハ」の姿を垣間見せてくれる仕上がりに驚かされることでしょう。国内仕様では歌詞全訳とともに詳細解説の日本語訳が添付されます。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
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カタログ番号 | :RIC401 |
【決定的名演から最新録音まで!先鋭的古楽演奏で楽しむバッハの名曲】ALPHA、ARCANA、PHIなどのレーベルに残された音源から、バッハの名曲を集めたCD3枚にもわたるベスト・アルバムが登場。フィリップ・ヘレヴェッヘ、エンリコ・ガッティといった巨匠から、カフェ・ツィマーマン、ジュリエット・ユレル、フランソワ・ラザレヴィチ、ブリュノ・コクセ、そしてパトリツィア・コパチンスカヤといった、新録音のたびに大きな話題を提供する名手たちの素晴らしい演奏を楽しむことが出来ます。不等分律を用いた美しい響きで世界中を驚かせたアーロン・ピルザンの「平均律」など、最新録音が惜しげもなく投入されているのも嬉しいところ。20世紀末から現在まで、世界を沸かし続ける魅力的なバッハ演奏を俯瞰できる、魅力的な企画です。※ 収録内容は次ページ(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA775 |
宗教改革に対するカトリック教会の姿勢を明確にし、世俗化しかけたキリスト教を刷新するために行われたトリエント公会議。これは当時、自由な形式が跋扈していた教会音楽にも影響が及び、「全てのポリフォニー音楽を廃止する」という案まで出たほどでした。そんな時、パレストリーナが神に導かれて作曲し、会議で演奏。その素晴らしさに感動した人々が「やっぱりポリフォニー音楽は必要」と納得したのが、この「教皇マルチェルスのミサ」と言われています。ただし、今ではその逸話は単なる伝説とされていますが・・・。このアルバムには、他に、この時代のキリスト降誕を喜ぶ賛美歌を収録。カトリックとプロテスタントの架け橋としての音楽を綴ります。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6043 |
イスラエルの名手たちに拠って結成されたバロック・アンサンブル「アカデミア・ダニエル」はプラハ、ロンドン、パリ、アムステルダム、ボストンなど世界中の主要都市で活躍しています。彼らはイスラエルとヨーロッパの両都市でリハーサルし、サイモン・スタンデージなどの名手とも数多く共演、国際的なキャリアを築くことに余念がありません。cpoからはすでにテレマンのアルバムを2枚リリースしていますが、今作は当代随一の低音歌手、クラウス・メルテンスをフィーチャーし、ザクセンの知られざる作曲家たちの小さなカンタータを収録しています。ザクセンの小さな町ミューゲルンの図書館には16世紀から17世紀の400を超えるカンタータが保存されており、まだ知られざる作品がたくさん眠っています。彼らの丁寧な演奏はこれらの作品に次々と光を当てていくでしょう。 (2010/02/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777298-2 |
高名な哲学者モーゼスを祖父、音楽を愛する裕福な銀行家アブラハムを父として生まれたフェリックス・メンデルスゾーンとその姉ファニー・メンデルスゾーン。2人は幼い頃から優れた音楽性を発揮しただけではなく、恵まれた家庭環境の中でこの才能を存分に駆使し、10代の頃からサロンで注目を集めていました。当初、父アブラハムは、姉ファニーのほうが弟フェリックスよりも音楽的才能が優れていると考えていたとされていますが、当時の社会情勢の中、女性が音楽家として活躍することは困難であり、ファニーは結婚してからでさえ多くの作品を残しつつも、結局は家庭での役割を守り、アマチュア音楽家として弟フェリックスのサポート役に徹したことでも知られています。そして、1847年5月にファニーが41歳の若さで死去、フェリックスもその後を追うかのように半年後の1847年11月にこの世を去りました。2人の強い絆と、各々が辿った波乱の生涯をおなじみイェルク・ハントシュタインが物語に仕立て、活気あるナレーションと音楽で綴っていきます。物語の余白には、フェリックスの10代の作品を収録。真の天才の姿が映し出されています。(2020/02/28 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900925 |
大バッハが、オルガン演奏を聴きに行くためにわざわざドイツ北部まで赴いたという挿話が有名なブクステフーデ。どうしてもオルガン音楽と結び付けて語られる作曲家ですが、残された声楽曲は百曲を超えています。当盤は、その驚くべき素晴らしさを提示、作曲家の天才ぶりを再発見させる一枚です。ソプラノに古楽の分野で最高峰の歌手カークビー、鍵盤の名手モーテンセンが全体をまとめる器楽奏者たちという、豪華演奏陣を起用しているからかもしれませんが、それにしても、この美しい音楽の連続に、聴き手は集中してただ耳を傾けるのみ。マルコポーロ・レーベルの至高の名盤の再発売盤です。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557251 |
16世紀から17世紀にかけて、ドイツで活躍した作曲家ミヒャエル・プレトリウス。彼が書いた1000曲以上のコラールと讃美歌の編曲集「Musae sioniae シオンの音楽」は、プロテスタントの讃美歌の発展と普及に寄与したことで知られています。このアルバムでは、彼の膨大な作品の中からクリスマスの讃美歌を選び、マーカス・クリードが指揮する南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルが絶妙なハーモニーで聴かせます。ほとんどの曲が2つ(bicinia)か3つ(tricinia)の声部を用いて書かれており、複雑な対位法が使われていても、どの声部も細部までじっくり味わうことができます。(2021/10/22 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19109CD |