ロドリゲス, ロバート・ゼイビア(1946-)
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現代のアメリカの5人の作曲家による、独創的で変わった音色を持つ打楽器のための作品集です。タワーの「DNA」はパーカッション・クィンテットと、全ての生命体の素材のために書かれています。美しい二重螺旋で描かれる優雅な形をしたデオキシリボ核酸を音で描くとは何と斬新な試みでしょう?サンドラーの「大根引き」はご存知、一茶の「大根引き大根で道を教えけり」の句からインスピレーションを受けています。俳句の持つ凝縮された世界が音で描かれています。マリンバの巧みな音色で森の風景を描く素晴らしい樹木」、死者の魂が現世に戻り、親しい人とはしゃぎまわる様子を描いた「死者の日」、そしてシュラーの大作はハープ、ピアノ、チェレスタと100以上もの打楽器のために書かれた「協奏曲」。本当に多彩な響きをお楽しみいただけることでしょう。(2011/06/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559683 |
このアルバムには「ヴァイオリンと打楽器オーケストラ」というユニークな編成による作品が3曲収録されています。この斬新な組み合わせは1959年にルー・ハリソンによって発案されたもので、クラシック音楽の伝統に根差した作品を生み出しながらも、東洋の楽器の音を好んで採り入れていたハリソンならではの実験的な音使いは次世代の作曲家たちにも確実に影響を与えています。このハリソンの協奏曲は、シンバル、マラカス、ゴング、タムタム、バスドラムなど従来の楽器に加え、吊り下げられた2つの洗濯桶、共鳴する2つの時計のコイルから6つの植木鉢までを用いる他、仰向けに置いたコントラバスをスティックで叩くなど、様々な響きを追求。独奏ヴァイオリンの旋律を彩ります。1946年生まれのロバート・ゼイビア・ロドリゲスはナディア・ブーランジェやエリオット・カーターに学んだ作曲家。この「ショチケツァル」はヴァイオリンと打楽器六重奏のための協奏曲で、古代マヤの音楽、舞踊、美、愛、豊穣を司る女神の名前から採られたタイトル通り、メキシコ民謡に由来するエキゾチックな旋律がふんだんに用いられた技巧的な作品です。1975年生まれのアゴーチは、ハンガリー人とアメリカ人の両親を持つ女性作曲家。この協奏曲は、6人の打楽器奏者が奏でる5つのティンパニ、木琴、ビブラフォン、マリンバ、6種類のシンバルとヴァイオリンの掛け合いによるもので、フロム音楽財団からの委嘱作。全体はコンパクトにまとめられており、最終楽章での激しく力強いリズムは、彼女の中に流れるハンガリーの血を感じさせます。作品全体を通して、その豊かな表現力に驚かされます。(2022/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574212 |