Calcott, John Wall(1766-1821)
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戦前を代表するテナーといえば、カルーソーやジーリ、スキーパがあげられますが、国内では知名度が高くありませんが、同等の人気・実力を誇っていたのがアイルランド出身のマッコーマックです。イギリス初のカラー名画「暁の翼」に歌手として出演し、「キラーニー(このCDの[3])」などを歌い、多大な印象を残しました。1910年録音されたこのCDはアコースティックながら音質もよく、得意としたお国ものの民謡やテノールのスタンダード・アリアで、マッコーマックの自然体で伸びやかな声を味わうことができます。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110328 |
レーマンがいかに深い心象風景を表現していたか、まずヴォルフの10曲を聴いただけで得心されることでしょう。オペラはもとより、朗読の才能もあったレーマンは、単に歌詞が表す内容だけではなく、その背後に潜まされた精神的なアトモスフェールをきわめて自然に表出することができたのでした。シューマンの二重唱は、メルヒオールと組むという豪奢な顔ぶれ。オペラの時とは違い丁々発止とはならず、相調和する喜ばしい、とびきりの愛の歌。そしてシューベルトは抜粋ながら、「冬の旅」では絶望に至る苦悩を。レーマンがこのような様々な表現技法を持って、ドイツ・リートの世界にいかなる貢献をしたか、この一枚でその一側面を検証することも可能といえるでしょう。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111094 |