カレーニョ, テレーサ(1853-1917)
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【Grand Pianoレーベル10周年記念企画第一弾。女性作曲家たちの作品集10枚組を3月8日の国際女性デーを前にリリース!】20世紀中盤までクラシックの作曲界は圧倒的な男性社会でした。女性は作曲に向いていないとされ、発表の機会を与えられない、文化人のサークルから排斥される、家庭に入ることを強要される、まずは容姿で判断される、が当たり前だったのです。しかし、歴史上、作曲をした女性は6000人以上いたと言われています。彼女たちは彼女たちなりの闘いでその音楽人生を切り開いて行きました。音楽も嗜む良家の奥様であり続けたブリヨン・ド・ジュイ、侯爵夫人という恵まれた環境と夫をフランス革命で失うもその後を楽才を武器に生き抜いたモンジェロール、ピアノの腕と抜群の容姿でゲーテをも魅了したシマノフスカヤ、チェコ近代音楽の情熱的な推進者として注目されながら25歳で病没したカプラーロヴァー、ポップスや民謡の要素を取り入れて現代の調性音楽を書き続けるスリランカのエカナカヤなど20人の女性作曲家の生きざまがここに刻まれています。 --吉池 拓男(2022/03/04 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP897X |
ベネズエラのピアニスト、テレサ・カレーニョ(1853-1917)は幼い頃から神童として名声を博し、その才能は、かのアントン・ルービンシテインやゴットシャルクからも称賛されました。彼女はアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア全域でコンサートを開催しましたが、そのどれもチケットは完売。エイブラハム・リンカーンの御前演奏をしたことでも知られています。また1876年には何とオペラ歌手としてもデビューするという離れ業をやってのけます。プライヴェートでも4回の結婚歴を持つ彼女、忙しい生活の合間にいくつかの作品を書きあげていて、このアルバムではその中の一部を楽しむことができます。作風自体は過去の作曲家の模倣に近いものもありますが、「悲歌」や「夢想」での儚げな感性に満ちた旋律はやはり独特で、どれもが彼女の心情を反映しているかのようです。(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP660 |