ベルノ, フィリップ(1860-1928)
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19世紀から20世紀のフランスで活躍した作曲家サン=サーンス。160作を超える番号付きの作品の他、数多くの作品番号を持たない曲を遺しましたが、現在演奏されるのは「交響曲第3番」や「ピアノ協奏曲第5番」、「死の舞踏」、組曲『動物の謝肉祭』など、ほんの一部に過ぎません。優れたピアニストだったサン=サーンスは、ピアノ曲も数多く作曲していますが、そのほとんどは"サロン風の軽い作品"とみなされており、練習曲などの技巧的な作品以外はあまり演奏されることがなく、今回リリースされる2つのアルバムに収録されたアレンジ作品は全くと言ってよいほど耳にすることがありません。しかし、2歳からピアノを学び3歳で作曲を始めたというサン=サーンスのピアノ編曲はどれも技巧的で華やかなものばかり。自作のバレエや様々なオペラ・アリアのピアノ・アレンジは「リストの再来」ともいえるほどの見事な出来栄えを誇ります。ピアニスト、アントニー・グレイはこれらのサン=サーンス作品を一挙に紹介。第1集にはサン=サーンス自身のオペラやバレエ曲のアレンジの他、サン=サーンスが愛したアフリカをモティーフにする「アルジェリア組曲」を含む様々な作品がピアノ独奏用にアレンジされた25曲を楽しむことができます。(2022/01/14 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA21235 |