ナッシュ, トマス(1567-1601)
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フレディ・クロウリー率いるコーヴァス・コンソートによるのCHANDOS第2作。前作のサクソフォン四重奏との共演(CHAN20260)で注目を集めた彼らが、今作では女声合唱とハープのための音楽に焦点を当てています。アルバムの中心となるのは、グスターヴ・ホルストの女声合唱作品で、『二つの東洋の絵』、『葬送歌と祝婚歌』、そして『リグ・ヴェーダからの合唱賛歌』の3曲を収録。女学校での教職経験を持ち、女声合唱の推進者でもあったホルストならではの繊細かつ抒情的な作品です。他には、ホルストの娘イモージェンや彼女と同世代の女性作曲家エリザベス・ポストンの作品、さらに近現代の女性作曲家たちの作品も収録されています。また、インド生まれでアメリカを拠点に作品を発表している作曲家シュルティ・ラジャカセルがホルストと同様に「リグ・ヴェーダ」からインスピレーションを受けて作曲した2曲の世界初録音作品も聴くことができます。教会のまろやかな響きを生かした美しいハーモニーを高音質録音で捉えたSACDハイブリッド盤での発売です。(2024/10/11 発売)
レーベル名 | :Chandos |
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カタログ番号 | :CHSA5350 |
独学ながら作曲家として名を成し、30数年の短い生涯を悲劇的に終えたピーター・ウォーロック(これはペンネームです!)。彼の歌曲や合唱のためのキャロルは、今日に至るまで英国音楽の大切なレパートリーとして残っており、その歌曲だけを集めた当盤は、正にウォーロックの真価を知らしめるものです。「だいしゃくしぎ」は弦楽四重奏、フルート、イングリッシュ・ホルンとテノールが絶妙に絡み合う、作曲者の本領を発揮した名作。その他の収録曲の多くは、わかりやすいメロディーとシンプルな和声で、素直に聴き手を楽しませてくれるもの。楽しい酒飲み歌もあります。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2004/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557115 |
SOMMレーベルが力を入れている「イギリス歌曲の一世紀」シリーズ第3集。英国を代表する作曲家たちの様々な歌曲を6枚のアルバムに収めるというシリーズで、ここでは19世紀後半から終りにかけてに生まれた3人の作曲家、ガーニー、ウォーロック、クィルターの作品が収録されています。ソプラノのレナード、バリトンのヴェイラが各々の歌を歌い分けることで、それぞれの歌の持ち味を生かしており、ピアノのマルティノーが絶妙な彩りを加えています。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD224 |
スタンフォードに学び、ハーバート・ハウエルズと親交の深かった作曲家アイヴォー・ガーニーは、第1次世界大戦の従軍体験を元にして書いた2つの詩集を始めとした多くの詩作で「偉大なる詩人」としても知られています。彼はずっと双極性障害に苦しみ、また戦争で体調を崩し、最期は結核で亡くなるのですが、その一生を覆った暗い影は彼の音楽にも反映されているようで、300を超える歌曲のどれもが仄暗い色合いを帯びています。しかし、その落ち着いた色合いは聴き手の心を何か透明なもので満たしてくれることでしょう。(2009/10/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572151 |
グドムンセン=ホルムグレンの音楽は、常に明快でわかりやすく、例えるなら「命の鼓動」をそのまま音にしたと言ってもよいかもしれません。彼は常に反対の動きを念頭に置いているといい、この合唱曲でもそのポリシーは貫かれているようです。挑発的なフレーズが続くうちにいつの間にかエクスタシーに変わる音楽。ヒリアーの的確な指揮でこの音楽の妙味がこの上なく引き出されています。6つの曲集のうち、4作品が世界初録音となります。宇宙空間に放り出されたような感覚を味わってみてください。(2011/04/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220583 |
2017年に創立30周年を迎えた声楽アンサンブル「バース・カメラータ」。これを記念し、ジョナサン・ダヴやウィル・トッドなどイギリスで活躍する7人の作曲家たちに依頼したのがこのアルバムの収録曲です。複雑なハーモニーが楽しめる前衛的な作品や、ジャズ風の洒落た作品、民謡風の親しみやすい作品など多彩な表情を持つ曲を、彼らは見事に演奏しています。また、作曲家の中には、長年にわたりアンサンブルとコラボレーションを続けてきた作曲家でバリトン歌手のロードリック・ウィリアムズも含まれており、アンサンブルの広範囲な活躍を知ることができます。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0195 |
親しみやすく、明晰な作風で知られるイギリスの作曲家ジョナサン・ダヴ。とりわけ彼の合唱作品はどれも魅力的であり、イギリスのみならず世界中で人気を博しています。ここでは、彼の母親の記憶に捧げられたという「年月の移ろい」を中心とした、美しいハーモニーを聴くことができます。7つの曲からなる「年月の移ろい」はW.ブレイク、E.ディキンソン、G.ピールら5人の詩人のテキストを使い、時には妖艶さも感じさせながら、大地と季節を礼賛しています。この曲集とメゾ・ソプラノのソロで歌われる「わが愛はわが内に」以外は全て無伴奏合唱で歌われ、時にはユーモラスに、また時には荘厳に、声の持つ美しさと可能性を無限まで追求します。録音 2011年7月28-29日 ロンドン ウィンブルドン,聖ジョン教会(2012/04/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572733 |
1918年12月14日、英国史上初めて女性が議会の候補者として立候補が認められるとともに、年齢、財産権などの一定の制限があったものの「女性の投票権」も認められるという画期的な出来事がありました。そのためこの時の選挙は、前回1910年12月の総選挙時のおよそ4倍の有権者が存在することとなり、それも含めイギリス近代選挙の幕開けとされています。このアルバムでは「その日」を祝し、20世紀に生まれた女性演奏家、作曲家たちの作品を集め、女性たちの更なる地位向上を目指しています。世界初録音を数多く含む作品の中には、日本でも良く知られた詩(私のお墓の前で泣かないでください)を用いた曲もあり、ヴァラエティに富んだ美しい合唱曲を楽しむことができます。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573991 |
オーストラリア生まれのテノール歌手、スコット・ロバート・ショウのデビュー・アルバムは、19世紀末から20世紀前半にイギリスで活躍した作曲家たちの歌曲を巡る旅です。アルバムにはフィンジの名作「花輪をささげよう」などの英国歌曲を代表する作品をはじめ、ヴァイオリンのみの伴奏で歌われるヴォーン・ウィリアムズの「牧場に沿って」やブリテンの民謡編曲集をハープ伴奏に仕立てたものなどが収録されており、声とピアノとはまた違う響きによる作品を楽しむことができます。スコット・ロバート・ショウは幼い頃からパース・セント・ジョージ大聖堂合唱団でボーイ・ソプラノを歌い、シドニー音楽院に進んでからは数多くの賞を受賞。その後はハーグ王立音楽院でクラシックと古楽の唱法を学び、現在はデュッセルドルフに拠点を置き活躍しています。(2023/09/29 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDX21110 |