アウリン, トゥール(1866-1914)
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19世紀のスカンジナビアで活躍した作曲家たちは、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドなど様々な地域の民族音楽に注目し、自身の音楽語法の中に特色を取り入れ独自のスタイルを創りあげた上で、ヨーロッパの伝統と融合させることに興味を抱いていました。このアルバムに登場する3人の作曲家アウリン、グリーグ、シベリウスはその代表的な存在であり、各々民謡を用いたユニークな作品を書いています。楽器や歌で伝えられた素朴な旋律は作曲家たちによって自在にアレンジされ、新たな命が吹き込まれており、そのルーツを辿るのも楽しいことでしょう。カザル四重奏団のヴァイオリニスト、フェリクス・フロシュハンマーによって1998年に設立されたデュオ・フロシュハンマーも自ら編曲した民謡組曲を演奏、アルバムに花を添えています。(2019/07/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM314 |
【スウェーデンの愛らしい小品をまとめて楽しむアルバム!】19世紀から現代までに作曲され、その美しさにもかかわらず忘れられてしまった作品を集めたアルバム。ほとんどの曲が2,3分と短く、北欧民謡調の親しみやすいものから、不穏な影を纏ったもの、現代的な跳躍を伴うものまで曲想は様々ですが、いずれも愛らしく魅力的な作品であり、聴き進むうちそれらが次々と飛び出してきます。演奏はこれまでdB Prodictionsで数枚のアルバムを成功させている、スウェーデンを代表するピアニストの一人フォシュベリ。作品に深く寄り添い、その魅力を自然に引き出しています。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :dB Productions |
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カタログ番号 | :DBCD194 |
スウェーデン生まれの美しいヴァイオリン協奏曲三題ですが、それぞれに反映されている作曲家の個性や時代の空気の違いもあり、多彩な楽しみ方のできる一枚です。ベルワルドの作品は18~19世紀の変わり目の頃の作品だけあって、ベートーヴェンやパガニーニの協奏曲を髣髴とさせる初期ロマン派の香りがある一方、ステンハンマルの作品は後期ロマン派らしい甘美さと哀愁、劇性を濃厚に感じさせます。そして一番の大作であるアウリンの作品は、その規模にふさわしいブラームス張りの重厚さ(ソロ・オーケストラ共に)と、北欧作品らしい凛とした叙情性がチャームポイントとなっています(第1楽章などちょっとシベリウス的かも?)。(2000/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554287 |