バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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【ベルギー現存の銘器で辿る、ロココに迫るバロック後期の豊穣なチェンバロ世界】「グランド・ツアー(大陸大旅行)」とは、18世紀の英国やドイツ語圏の貴族たちなど名家の出身者たちが、若い頃に一家の家庭教師の同伴のもと、イタリアやフランスをめぐって上流階級にふさわしい社会見識や歴史、芸術などを学んだ大旅行のこと。古楽大国ベルギーの俊才で指揮者としても活躍するコルネール・ベルノレットは今回、1747年に同国の古都アントウェルペンで製作されフレーハイス博物館の収蔵品となっていた1段鍵盤のチェンバロ(美しいシノワズリ模様があしらわれた白い楽器の写真がブックレットに掲載されています)を用い、この楽器が出来たのと同じ年(ないしその前後の時期)に欧州各地で作曲された鍵盤楽曲を集めて、18世紀直送の楽器の音色を通じた仮想の大陸大旅行を体験できるアルバムを作りました。1747年にフリードリヒ大王のもとを訪れたバッハの『音楽の捧げもの』や、ヘンデルの同年発表作『マカベウスのユダ』(オラトリオの楽譜をほぼそのまま用いて鍵盤で演奏できる曲を抜粋)のほか、フランスからも同年刊行されたフォルクレの曲集やラモーの「皇太子妃」、イタリアとスペインからはD.スカルラッティのソナタが選ばれており、さらにベルギーで伊仏混合様式を模索したバウトメイ(ブートミ)の組曲を2編聴けるのも貴重。チェンバロ製作の歴史が集積されつつあった時期に作られた楽器の美音が最大限に生きる録音になっているのは、チェンバロの響きに敏感な奏者が自らエンジニアとして録音と編集を手掛けているからこそと言えましょう。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :Ramee |
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カタログ番号 | :RAM2009 |
(2009/04/01 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C49105 |
ドイツの厳格な神学者エルンスト・ペツォルトの息子として生まれたマルティンは、幼い頃から聖トーマス少年合唱団で活躍しました。高校卒業後、一度は神学校に入学したものの、やはり歌手になる夢を捨てることはできず、1979年から1985年までライプツィヒ大学でエヴァ・シューベルトに学び、1985年にはハレの国立劇場のメンバーとなります。1988年にはライプツィヒ歌劇場のメンバーとなり、数々のオペラを歌う傍ら、バッハ歌手としても高く評価され、古楽から現代作品まで幅広いレパートリーを有しています。このアルバムではギターの素朴な伴奏のもと、ドイツのクリスマスソングを歌っています。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6084 |
英国のクリスマス・キャロルの伝統を楽しむためのステキな1枚です。バードやプレトリウスなど16世紀のキャロルから、ラターやチルコットなどの現代作品、そして作者不詳の伝承曲など、幅広いスタイルの作品が含まれていますが、どれもが正しい「クリスマスの精神」を反映した深遠で崇高な作品ばかりです。健やかな響きを持つハノーヴァー少年合唱団と、輝かしいロンドン・ブラスの音色はまさに神がかり的な美しさを抱いています。(2014/12/24 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP7017 |
ヨーロッパではクリスマスの時期になると、街のいたるところから歌が聞こえてきます。音楽作家のマリウス・シュナイダーは、かつてこのシーズンを「神は歌を渇望している」と評したほどに、ヨーロッパにおけるクリスマスと「合唱音楽」は強く結びついています。この5枚組のBOXには、100曲のクリスマスにちなんだ合唱作品を収録。素朴で静かな伝承曲から、誰もが知っている「オー・ホーリーナイト」や「きよしこの夜」までヴァラエティ豊かな曲を、ヘルマン・プライやコヴァルスキをはじめとしたソリストと、ウィーン少年、ドレスデン、聖トーマスなど由緒ある合唱団が心を込めて歌い上げています。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7331 |