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バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)

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    J.S. バッハ/タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集(シゲティ)(1937 - 1954)

    師ブゾーニに薫陶を受けるにあたり、シゲティは「あなたの芸術がまずあなた自身を満足させること、しかる後に他人を満足させること。」と書き送られ、忠実にその教えを守り成長しました。シゲティは、常に「楽曲はいかにあるべきか?」を念頭において演奏し、それまでのロマン派的行き過ぎ~トリック的な技巧や安っぽい歌いまわしの効果によって聴衆を喜ばせようとはしませんでした。しかしながらその演奏は、決して無味乾燥でも衒学的なものでもなく、聴衆に対する説得力は当代一とも言えるものでした。このCDにはバッハの編曲物が中心になっていますが、無伴奏パルティータでおなじみのあのスタイルが彷彿とされます。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110979

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    J.S. バッハ/モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(クライスラー)(1915 - 1945)

    フリッツ・クライスラー(1875~1962)の録音から、最初と最後の協奏曲の録音を含む4曲を収めたものです。最初の録音、バッハはおなじく名ヴァイオリニストのジンバリストとの共演。最後の録音はかれが昔、ヴィヴァルディ作と偽って発表した自作でした。音楽史的には犯罪的な「捏造」でしたが、今となってみれば、古今最高のヴァイオリニストのひとりによる、貴重な協奏曲作品です。クライスラーが録音したモーツァルトの協奏曲は第4番だけでしたが、これはその2回目の録音となるもの。パガニーニは、第1楽章のみをクライスラーが編曲した版によっています。(山崎浩太郎)(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110922

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    J.S. バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 BWV 1041-1043/オーボエ協奏曲 BWV 1060R (コンチェルト・コペンハーゲン/モルテンセン)

    コペンハーゲンを代表するバロック・アンサンブル「コンチェルト・コペンハーゲン(CoCo)」と、音楽監督のラルス・ウルリク・モーテンセン。彼らの活動は近年更に目覚ましく進化を遂げています。彼らによるJ.S.バッハ(1685-1750)の録音は、これまでにもハープシコード協奏曲や、他レーベルでの声楽作品があり、こちらも高く評価されていますが、それに満足することなく、今回も考え抜かれた解釈と独創性に満ちたヴァイオリン協奏曲を演奏、バッハに対する愛と、その素晴らしさを見せつけています。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777904-2

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    J.S. バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 BWV 1041-1043, 1052 (ブラッハー/ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    膨大なバッハの作品から、まず聴いておきたい名曲を挙げるなら、ヴァイオリンのための協奏曲にも指を折ることになります。番号付きの2曲の独奏ヴァイオリンのための協奏曲と、通常はチェンバロ協奏曲第1番として知られるニ短調の協奏曲(バッハマニアには、この版が聴けるだけでも当盤は貴重)を演奏するのは、ベルリンフィルの若きコンサートマスター、ブラッハー。作品としては2つのヴァイオリンのための協奏曲が更に完璧な仕上がり、特に第2楽章のソウルフルな歌は比類ない感動を呼びます。こちらはドイツで活躍する2人の若手女流ヴァイオリニストの好演でお届けします。(2000/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554603

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    J.S. バッハ/ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集(西崎崇子/カペラ・イストロポリターナ/O. ドホナーニ)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553231

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    J.S. バッハ:ヴァイオリン協奏曲集/モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番(ハイフェッツ)(1946-53)

    20世紀の偉大なマエストロ、ハイフェッツの高い技術を駆使した演奏は、しばしば「冷た過ぎる」とされたものですが、バッハとモーツァルトに関しては、その解釈が逆に「ロマンティック過ぎ」と評され、当時の聴衆の間でも少々物議をかもしたと言われたほどでした。ここに収録されたバッハの二重協奏曲は彼自身が2台のパートを多重録音したもので、彼の音楽的嗜好がよくわかる逸品とされています。(2008/07/16 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111288

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    J.S. バッハ:ヴァイオリン作品集(ウィジャヤ)

    1986年ベルリン生まれの若きヴァイオリニスト、イスカンダル・ヴィジャヤのバッハ(1685-1750)作品集。前作(OC822)では、フレッシュな感性と技巧に裏打ちされた興味深い音楽を存分に披露していました。多くの名指揮者たちにも絶賛され(とりわけエッシェンバッハは彼を高く評価している)、世界中のオーケストラとも共演を果たし、その音楽性にますます磨きがかかっていることは間違いありません。そんな彼の新譜はバッハの作品集。この孤高の作曲家を彼は独自のやり方で手中に収めました。ある時はたった一人で向き合い、またある時はオーケストラを率いながら、作品を歌い上げます。指揮者としても素晴らしい才能を抱く彼。将来には明るい未来が開けています。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC896

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    J.S. バッハ/エネスク/ピツェッティ:ヴァイオリン・ソナタ集(メニューイン)(1929, 1936, 1938)

    「ソナタ」という形式ながら時代も様式も全く異なる3つの作品を、それぞれ異なる特長をメニューインはとらえつつ愛奏しました。バッハは「気高く清らかな音質が必要」であり、過度な情緒を排除し用意周到なアプローチをもって演奏しています。ジプシー的な即興に憧れていた幼少期に親しんだエネスコの3番のソナタは、「当時は即興には不向きだった自分のスタイル」に、ジプシーらしい奔放な表現を可能としてくれたと述懐しています。「レクィエム」と皇紀2600年の記念に委嘱された「交響曲」でなお残しているピッツェッティのソナタは、1932年のイギリスツアーの際にレパートリーに取り入れられたもので、幽玄な響きが特長です。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111127

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    J.S. バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 1(ファン・ダール/ファン・アスペレン)

    無伴奏ヴァイオリンのための作品集で一躍その名を轟かせたバロック・ヴァイオリンの名手ファン・ダールが、知る人ぞ知るチェンバロの名手ファン・アスペレンと組んで再びお送りするバッハ。今回はチェンバロ伴奏付きの6曲のソナタで、バッハを好きになれそうな人なら是非聴いておきたい作品の一つです。派手さは無くても、何度反復鑑賞しても飽きない奥深さを備えた逸品。受難曲のアリアを聴いているかのような感動に包まれる短調の緩徐楽章、クリスマスのメロディーを連想させる8などが特にお薦め。同時発売の第2集(8.554783)も併せてどうぞ。(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554614

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    J.S. バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 2(ファン・ダール/ファン・アスペレン)

    この作品集は一見地味ながら人気が高く、録音は多数発売されていますが、当盤の最大の特徴は、第6番の決定稿以外の異稿による演奏も収録していること、これはバッハ・ファンには貴重です。同時発売の第1集(8.554614)と併せて、是非全曲をお楽しみください。息子カール・フィリップ・エマヌエルが、「亡き父の最も偉大な作品の一つ」と呼んだ傑作ソナタ集が、女流ヴァイオリニスト、ファン・ダールによる、古楽器ならではの微妙なニュアンスに富んだ柔らかい演奏によって、作曲後数百年経ってもなお新鮮な輝きを放ちます。(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554783