バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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8歳にしてすでにプロ・デビューを果たしていた神童メニューインは、エネスコの演奏に魅了され、10歳のとき、自ら申し出て弟子入りを果たしました。そしてエネスコから学んだものはメニューインの音楽にいっそう磨きをかけたのです。その恩義に報いるために、16歳になった1932年、師とバッハのドッペル協奏曲を演奏・収録したのでした。それにしても何という早熟度合いでしょう!ドッペルを含む3つの協奏曲の演奏は、技巧は言うに及ばず、音楽解釈上のアプローチもとても十代の少年のものとは思えないほど成熟しています。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110965 |
師ブゾーニに薫陶を受けるにあたり、シゲティは「あなたの芸術がまずあなた自身を満足させること、しかる後に他人を満足させること。」と書き送られ、忠実にその教えを守り成長しました。シゲティは、常に「楽曲はいかにあるべきか?」を念頭において演奏し、それまでのロマン派的行き過ぎ~トリック的な技巧や安っぽい歌いまわしの効果によって聴衆を喜ばせようとはしませんでした。しかしながらその演奏は、決して無味乾燥でも衒学的なものでもなく、聴衆に対する説得力は当代一とも言えるものでした。このCDにはバッハの編曲物が中心になっていますが、無伴奏パルティータでおなじみのあのスタイルが彷彿とされます。(2005/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110979 |
フリッツ・クライスラー(1875~1962)の録音から、最初と最後の協奏曲の録音を含む4曲を収めたものです。最初の録音、バッハはおなじく名ヴァイオリニストのジンバリストとの共演。最後の録音はかれが昔、ヴィヴァルディ作と偽って発表した自作でした。音楽史的には犯罪的な「捏造」でしたが、今となってみれば、古今最高のヴァイオリニストのひとりによる、貴重な協奏曲作品です。クライスラーが録音したモーツァルトの協奏曲は第4番だけでしたが、これはその2回目の録音となるもの。パガニーニは、第1楽章のみをクライスラーが編曲した版によっています。(山崎浩太郎)(2001/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110922 |
コペンハーゲンを代表するバロック・アンサンブル「コンチェルト・コペンハーゲン(CoCo)」と、音楽監督のラルス・ウルリク・モーテンセン。彼らの活動は近年更に目覚ましく進化を遂げています。彼らによるJ.S.バッハ(1685-1750)の録音は、これまでにもハープシコード協奏曲や、他レーベルでの声楽作品があり、こちらも高く評価されていますが、それに満足することなく、今回も考え抜かれた解釈と独創性に満ちたヴァイオリン協奏曲を演奏、バッハに対する愛と、その素晴らしさを見せつけています。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777904-2 |
膨大なバッハの作品から、まず聴いておきたい名曲を挙げるなら、ヴァイオリンのための協奏曲にも指を折ることになります。番号付きの2曲の独奏ヴァイオリンのための協奏曲と、通常はチェンバロ協奏曲第1番として知られるニ短調の協奏曲(バッハマニアには、この版が聴けるだけでも当盤は貴重)を演奏するのは、ベルリンフィルの若きコンサートマスター、ブラッハー。作品としては2つのヴァイオリンのための協奏曲が更に完璧な仕上がり、特に第2楽章のソウルフルな歌は比類ない感動を呼びます。こちらはドイツで活躍する2人の若手女流ヴァイオリニストの好演でお届けします。(2000/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554603 |
1986年ベルリン生まれの若きヴァイオリニスト、イスカンダル・ヴィジャヤのバッハ(1685-1750)作品集。前作(OC822)では、フレッシュな感性と技巧に裏打ちされた興味深い音楽を存分に披露していました。多くの名指揮者たちにも絶賛され(とりわけエッシェンバッハは彼を高く評価している)、世界中のオーケストラとも共演を果たし、その音楽性にますます磨きがかかっていることは間違いありません。そんな彼の新譜はバッハの作品集。この孤高の作曲家を彼は独自のやり方で手中に収めました。ある時はたった一人で向き合い、またある時はオーケストラを率いながら、作品を歌い上げます。指揮者としても素晴らしい才能を抱く彼。将来には明るい未来が開けています。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC896 |
「ソナタ」という形式ながら時代も様式も全く異なる3つの作品を、それぞれ異なる特長をメニューインはとらえつつ愛奏しました。バッハは「気高く清らかな音質が必要」であり、過度な情緒を排除し用意周到なアプローチをもって演奏しています。ジプシー的な即興に憧れていた幼少期に親しんだエネスコの3番のソナタは、「当時は即興には不向きだった自分のスタイル」に、ジプシーらしい奔放な表現を可能としてくれたと述懐しています。「レクィエム」と皇紀2600年の記念に委嘱された「交響曲」でなお残しているピッツェッティのソナタは、1932年のイギリスツアーの際にレパートリーに取り入れられたもので、幽玄な響きが特長です。(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111127 |