バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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……「風の記憶」はこのCDのために書き下ろされた新曲で、女性作曲家の森田花央里さんによる作品です。元々この曲には題名が付けられていませんでした。何度も演奏を重ねる中で、低音から始まり徐々に高音のメロディーへと向かう様が、大自然に吹く風が人生の記憶を思い起こさせてくれるように感じ、「風の記憶」と名付けました。音楽というと普段私たちは高い音のメロディーを想像しますが、この曲はチェロならではの低音が存分に表現された曲となっています。メロディーがマイナー(短調)でアンニュイな雰囲気を持って現れ、そして徐々に目覚めていくようなフレーズの後に、同じメロディーが今度はメジャー(長調)の明るい日差しの中で登場します。(2020/03/13 発売)
レーベル名 | :le petite disque |
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カタログ番号 | :LPDCD013 |
ニューヨーク・フィルハーモニーのイングリッシュ・ホルン奏者として名高いトーマス・ステイシーは、その卓越した表現力が高く評価され、数々の録音でも名演を聴かせています。このアルバムでは楽器をオーボエ・ダモーレに持ち替え、芳醇で独特な音色を心行くまで楽しませてくれます。テレマンやバッハでの目も眩むばかりのパッセージや空に溶け込むように伸びて行く音。このユニークで郷愁を誘う楽器の魅力をご堪能ください。(2008/07/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570735 |
一聴、とっても地味です(失礼!)。ところが複数回鑑賞するうちに、それは滋味に富むという印象に変わります。何故そうなのか、まずはオルガン選択に理由がありそう。演奏者は18世紀製の3台のオルガンを弾きわけていますが、いずれも「村の教会のオルガン」なのだそうで、およそ威圧的な音とは無縁ながら、インティメート感があります。コラールを珠玉の小品たらしめるのは、この楽器こそかも。もちろん、3台それぞれの個性を確かめるのも、オルガン音楽鑑賞の醍醐味といえるでしょう(教科書的コメント)。(2001/05/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999755-2 |
ゴットフリート・ジルバーマンは兄弟でオルガン製作者として名高い弟の方で、ドレスデンの聖母教会やフライベルクの大聖堂など、多数のオルガンを建造しています。バッハとジルバーマンは一度だけ一緒に仕事をしたことが知られていますが、それが本当に一度きりだったのかどうかは不明です。しかし、ジルバーマンのオルガンはバッハの作品に理想的な楽器と考えられています。この第11巻では、ドイツ・ザクセンのポニッツ村教会に設置されたジルバーマンのオルガン(1737年製作)を使用し、名手ヴァインベルガーがバッハの神髄に迫ります。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999757-2 |
冒頭の前奏曲の壮麗なオルガンの響きに「これだよ、これ!」と心の中で叫びたくなる、オルガン・サウンドだけがもたらす幸福に浸れるアルバムです。使用楽器は大バッハがライプツィヒで活動した時代に製作されたもの。シェーンベルクが管弦楽に、ブゾーニがピアノ独奏に編曲した名曲「前奏曲とフーガ変ホ長調」を、とくとご堪能あれ!前奏曲とフーガを続けて演奏せず最初と最後に置き、コラールをサンドイッチする曲順の工夫に奏者のこだわりが。そのコラールでも、多彩な音色のオルガンがハマり役です。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999867-2 |