バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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ソプラノとバス、2人のソリストによって対話形式で進行する「ダイアローグ・カンタータ」。バッハの作品にも何曲かがその形式によって書かれています。イエスと魂の対話が表現されているという一連の作品は、この時代に書かれたカンタータの中でも最高傑作とされています。ソリストのブラシコヴァはプラハ生まれのソプラノ。2002年にプラハ音楽院を卒業し、中世、ルネサンス、バロック初期の作品を中心に歌っている歌手です。彼女はまたプロのハープ奏者であり、中世の曲を歌う時はしばしば自身で伴奏することでも知られています。ドミニク・ヴェルナーは2002年にライプツィヒで開催されたバッハ国際コンクールの入賞者。2人とも数々の指揮者と共演し、“バッハ・コレギウム・ジャパン”でも度々ソロとして登場、日本の聴き手にも良く知られています。キルヒハイマー・バッハコンソートは2008年にドミニク・ヴェルナーが設立したアンサンブル。18世紀のレパートリーを中心に活躍しています。オーボエ、指揮を担当するベルナルディーニもバロック音楽のオーソリティ。バッハ、テレマン、ヴィヴァルディを中心に多数の録音があります。(2017/01/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555068-2 |
【ジョン・バットとダニーデン・コンソートによるバッハのカンタータ、待望の登場!】バッハの研究家としても知られるジョン・バット率いる、スコットランドの古楽器アンサンブル、ダニーデン・コンソート。これまでLINN RECORDSより、ヘンデル作品やバッハの受難曲、管弦楽作品などをリリースしてきましたが、カンタータのリリースは意外にも今回が初めてとなります。現在世界が直面している困難に思いを馳せ、慰安と救済をテーマとした選曲になっており、マシュー・ブルックとオーボエのデュエットで始まるソロ・カンタータ第82番、そして第106番など人気曲を揃えているのも嬉しいところ。合唱もソリストたちのみによるもので、しっとりした味わい深い演奏でありつつ、それぞれの作品の音の綾をじっくりと楽しむこともできる素晴らしいアルバムに仕上がっています。(2021/10/08 発売)
レーベル名 | :Linn Records |
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カタログ番号 | :CKD672 |
聖トーマス教会合唱団による、創立800周年記念のバッハ・カンタータ・シリーズの第7集にあたる「精霊降臨祭のカンタータ」集です。J.S.バッハ(1685-1750)も第15代目の音楽監督(カントール)を務めた由緒ある団体で、その純粋で鄙びた響きは、2012年の来日公演でも多くの聴衆の心をつかみました。このアルバムでは1714年5月20日に初演されたBWV172、1725年5月20日初演のBWV74、1727年6月1日(1746/47初演の説もあり)初演のBWV34の3曲が演奏されています。キリスト教において、最も大切な祝日のための作品であり、彼らも実に心を込めて演奏しています。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP4026 |
様々なレーベルからアルバムをリリースしており、自身が創設したアンサンブル「ル・バンケ・セレスト」との共演以外にも、ヘレヴェッヘや、鈴木雅明のバッハ・カンタータのプロジェクトにも参加するなど、カウンター・テナーとして指揮者として活躍目覚ましいダミアン・ギヨン。こちらは2011年に録音されZig-Zag Territoiresレーベルから発売された、彼が自らリーダーシップを取るカンタータ・アルバムです。こちらも近年活躍の場を広げている女性鍵盤楽器奏者、モード・グラットンが弾くオルガン作品と組み合わせておりますが、収録されたカンタータ2曲においても、オルガンが通奏低音という立場を超え独奏楽器として活躍しており、これとカウンター・テナーとが対話するように進行する音楽を全編で楽しむ趣向のアルバムとなっています。(2018/09/12 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA343 |
独自レーベルを立ち上げてから8年、フィリップ・ヘレヴェッヘのさらなる冒険はシャンゼリゼ管弦楽団やアントヴェルペン交響楽団(旧称ロイヤル・フランダース・フィル)といった大規模オーケストラとの新規レパートリーでもくりひろげられてきましたが、やはりヘレヴェッヘといえばバッハ。満を持しての新録音で、一連の教会カンタータから彼にとって関心の高い作品をじっくり選び出し、今もなお少しずつ音盤化してくれているのは頼もしい限りです。今回はついに傑作中の傑作「神はわれらが堅き砦」BWV80と、もうひとつ同様に宗教改革記念日を彩ったカンタータ第79番、そして若き日のミュールハウゼン時代に書いた、17世紀以前の伝統の系譜をひく第4番...と、変化に富んだプログラムが魅力。とくにBWV80では金管・打楽器を伴う一般的な版ではなく、それらが使われない初演稿での録音になっているのが見逃せません。首席奏者は同レーベルでバッハの無伴奏曲集を全曲録音し、イザベル・ファウストやアマンディーヌ・ベイエールらの最新録音にも比しうると絶賛されたクリスティーネ・ブッシュ。さらにマルセル・ポンセール(オーボエ)、ブルース・ディッキ―(ツィンク)、モード・グラットン(オルガン)...と楽団の随所に多忙な大物たちが集い、ヘレヴェッヘのチームならではの一体感と推進力あふれる自然体の演奏で、過不足なく客観性を浮き彫りにしながら、これらの名品の「生まれたての真相」に迫ります。(2018/10/05 発売)
レーベル名 | :PHI |
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カタログ番号 | :LPH030 |
【ヘレヴェッヘの指揮で聴く「主よ、人の望みの喜びよ」 カンタータ集に第147番登場】ヘレヴェッヘが自主レーベルPhiで続けている、200曲近いバッハの教会カンタータからの厳選録音に、人気曲第147番が登場。今回収録された3曲は1723年から25年までの間にライプツィヒ聖トーマス教会のために作曲されたもので、いずれも各声部にアリアやレチタティーヴォがあり合唱との鮮やかな対照を聴かせるほか、管楽器も随所でオブリガート的に活躍するなど、聴きどころの多い作品です。1723年、聖母マリアのエリザベト訪問の祝日のために書かれた第147番は2部構成の大掛かりなもので、トランペットも用いられて冒頭から華やか。終曲の合唱が「主よ、人の望みの喜びよ」の名で(第1部の終曲も同じ音楽に違う歌詞を載せたもの)広く有名です。併せて1724年の三位一体後第15主日のために書かれた第99番、1725年の復活節第2日のために書かれた第6番といった傑作を収録しています。声楽陣は各パート3名の精鋭で固められ、アルト(カウンターテナー)にアレックス・ポッター、バスにペーター・コーイといったお馴染みの名歌手を配置。ソプラノにはドロテー・ミールズのほか、ミュンヘン在住の岡村知由紀も参加しています。ヘレヴェッヘはいずれの作品でも自然な躍動感と伸びやかさを大切にし、それぞれの歌詞が表出する世界観を瑞々しく歌い上げます。(2023/09/08 発売)
レーベル名 | :PHI |
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カタログ番号 | :LPH041 |