バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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古代ギリシャ劇場の「Choros」を起源とするとされる「コーラス=合唱」は、ヨーロッパを中心に様々な進化を辿ってきました。グレゴリオ聖歌に見られる1声部のみのモノフォニーが、次第に発展し、壮麗な多声部で歌われる複雑なポリフォニーへと発達し、16世紀に極限に達します。その後はオペラやカンタータ、オラトリオなどに分かれ、聖歌隊はますます機能的になり、使われるテキストもラテン語から、様々な言葉、文章へと変化していきます。18世紀から19世紀には多くの作曲家によって、宗教的な曲だけでなく、世俗的な合唱曲も書かれ、19世紀から20世紀には、更に別のジャンルとも融合し、素晴らしい発展を遂げました。このアルバムは、現代最高の声楽アンサンブル、バイエルン放送合唱団の名演集です。バッハからペルトまで、作曲年代にはおよそ300年の開きがありますが、そのどれもが書かれた時代に即したスタイルに倣い、ヨーロッパの合唱文化の伝統を感じさせる緊密な響きで歌い上げられています。このアルバム収録曲のほとんどを指揮しているペーター・ダイクストラはオランダ出身の指揮者で、若い頃から地元の合唱団を率い、20代でスウェーデン放送合唱団のディレクターを務めたことで注目されました。2005年からバイエルン放送合唱団の芸術監督に就任、名門合唱団を一層レベルアップさせています。最近はオーケストラの指揮者としても活躍。更なる活躍が期待されています。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900518 |
アメリカで最も知られる音楽家であり、ともにグラミー賞の受賞者でもあるソプラノのブルーワーとオルガニストのジェイコブス。この2人が奏でる美しく荘重な宗教的作品集です。この中で最も広く知られているのは、なんと言ってもフランクの「天使のパン」でしょう。しかし、他の曲はあまり耳にする機会の多くないものばかりであり、なかでもブーランジェ姉妹の作品は独自の美しさを放っています。また、レーガーが編曲したヴォルフの歌曲には、オルガンの名手であったレーガーらしい雄弁なオルガンの響きが満ち溢れています。聴き手に敬虔な気持ちと歓びをもたらす幸せな1枚です。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573524 |
1962年ロシア出身のピアニスト、セルゲイ・シェプキン。5歳でピアノをはじめ、サンクトペテルブルク音楽院でグリゴリー・ソコロフらにピアノを師事、卒業後は1988年にオスロで創設された「ソニヤ王妃国際音楽コンクール」で3位入賞を果たし国際的な注目を集めました。1990年にアメリカへ移住。ボストンのニューイングランド音楽院で研鑽を重ね、ピアニスト、教育者として活動しています。彼はバッハ作品の解釈で広く知られており、このパルティータ集は、2014年にリリースされた「フランス組曲」(STNS-30046)に続くSTEINWAYレーベルへの2枚目の録音となります。(2020/12/25 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30062 |
(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :Charade |
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カタログ番号 | :CHA3037 |
グラミー賞ノミネート・アーティストであり、バッハやヘンデル、ラモーなどのバロック期の作品を得意とするピアニスト、ヴィニクールによるバッハの「パルティータ」全曲盤。バッハの一連の鍵盤作品の中で最初に出版されたこの組曲は、バッハの時代に流行していたイタリア風の様式で書かれており、その完成度の高さも含めて「ゴルトベルク変奏曲」に並ぶ人気を誇っています。各々の曲は詩的なものから牧歌的なものまで、多様な性格を持っており、まさに“小宇宙”と呼ぶにふさわしい作品です。ヴィニクールの演奏は、優雅さと叙情的な感覚を兼ね備え、曲の自然な流れに沿うものです。また、Sono Luminusレーベルが誇る迫真の録音はまるでハープシコードの傍で演奏を聴いているような臨場感を味わえます。(2017/01/25 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92209 |