バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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グスタフ・レオンハルト、トン・コープマン、アンドレアス・シュタイアー等、古楽界における名手たちの薫陶を受けたクリスティーネ・ショルンスハイムによる「ゴルトベルク変奏曲」の新録音が登場。研究者としても名高い彼女は、作品に関して深い洞察を持ち、演奏の際は、楽器選定に至るまで全てに強い拘りを持っていることで知られています。彼女は「ゴルトベルク変奏曲」を1994年にも録音していますが、今回の2016年の録音は、全体的に旧録音よりもゆったりとしたテンポ設定がなされており、冒頭のアリアを聴き比べてみても、その表現の違いに驚くはずです。同時収録のブクステフーデは、当時流行していたメロディに変幻自在な変奏が施された長大な曲。ショルンスハイムの卓越した技術を存分に味わえます。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5286 |
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」には様々な編曲が存在します。このアルバムではドイツの作曲家でオルガニストとしても活躍したヨーゼフ・ラインベルガーが1883年に2台ピアノのために編曲したヴァージョンを収録。ラインベルガーは終生バッハを尊敬し、その作品からインスピレーションを得ていました。彼は二段鍵盤のチェンバロのために書かれたゴルトベルク変奏曲を、当時流行していた2台ピアノで演奏しやすいように、また複雑なポリフォニーの綾がわかり易くするなるように試みましたが、単に2台のピアノで分担しただけでは腕の立つ演奏者にとっては物足りない部分が出てしまうため、部分的に原曲に無い音や旋律線などを加えています。また、通常は曲の最後に冒頭のアリアが再現されますが、ラインベルガーの編曲では第30変奏のクオドリベットで曲を閉じるのも特徴です。このラインベルガー版を基にマックス・レーガーが1915年に編曲した2台ピアノ版も存在し、そちらには複数の録音が存在しますが、ラインベルガー版の録音は極めて貴重なものです。演奏するエレナ・ヴァレンティーニとマッテオ・リーヴァは2017年にデュオを結成、まずレーガーの編曲版を演奏したのち、こちらのラインベルガー版を選んで録音したということです。(2023/12/08 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS8002 |
ヘルムート・ヴァルヒャとマリー=クレール・アランに師事し、二度のバッハ全集を含む膨大な録音を成し遂げたオルガニスト、ヴォルフガング・リュプサム。2016年には来日し得意のバッハで聴衆を魅了しました。ゴルトベルク変奏曲は彼の得意曲ですが、このアルバムではリュート・チェンバロ(=ラウテンヴェルク)を用いての演奏を披露しています。リュート・チェンバロは通常のチェンバロとは違い、金属弦ではなくガット弦が張られており(リュートの本体に鍵盤を付けたのが始まりとも)、美しい低音と深い響きが得られるバッハがとりわけ好んだことでも知られます。ただし、当時使われていた楽器は現存せず、この録音では製作者キース・ヒルが復元した楽器が用いられました。斬新な音色により、バッハの名作に新しい光を当てる演奏の登場です。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573921 |
イタリアのオルガン、チェンバロ奏者ロベルト・ロレジャンが演奏するバッハのゴルトベルク変奏曲。ハーグ王立音楽院でトム・コープマンに師事、ソリスト、室内楽奏者として活躍するロレジャンは/17世紀から18世紀にかけてのイタリアの鍵盤作品に興味を持ち、17世紀の作曲家ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニの全鍵盤作品の録音を行うなど希少作品の復刻に力を注いでいますが、今作で演奏するのは、鍵盤曲の王道とも言えるバッハの「ゴルトベルク変奏曲」全曲です。多くの演奏家たちが愛してやまない作品に、どのような光を当てるのか興味深い1枚です。(2018/09/28 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7823 |
日常の生活における奇行ぶりや言動、そして独特の演奏姿勢。しかし彼の演奏、とりわけバッハに対する取り組み方は、演奏史的に見て斬新ではあっても、決して奇矯なものではありませんでした。「近代ゴルトベルク演奏」の金字塔ともいえるこのCDの演奏を聴くと、ロマン派の時代の名残りがあったそれまでの表現と決別し、楽譜に対して直截に取り組み、いわばむき出しのバッハを再創造するという極めて実直なものだったことがわかります。彼の演奏がそれでいて無機質にならなかったのは、独特のリズム感~とりわけ細かいフィギュレーションにおいても拍節を失うことのない、有機的なパッセージ処理の能力によるものといえます。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111247 |
言わずと知れた鍵盤変奏曲の王様、同一主題からの対位法的発展にこだわった作品として、彼自身の「フーガの技法」や「音楽の捧げもの」と並んで、音楽史上における不滅の金字塔といえましょう。3変奏おきに、応答声部の開始を、先行声部から1度ずつ、同度から9度にまでずらした9つのカノンを挿入する離れ業は、まさにバッハのみによって着想・実現され得たものです。このように極めて厳しい拘束条件で書かれたにもかかわらず、音楽としてはまったく自然、自由闊達で美しいのですから、これは人類が成し遂げた奇跡の一つといっても言い過ぎではないでしょう。変化を織り交ぜながら、すべての繰り返しを忠実に実行したヤンドーの演奏は、このピアニストの円熟の境地を示すものといえましょう。(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557268 |
20世紀にハープシコードを復活させた立役者ランドフスカ。彼女の使った楽器はいわゆるモダン・チェンバロで、鋼鉄製のフレームを持ち、弦も強化されたものでした。昨今の古楽器ブームからすると、その楽器に備えられていたストップを駆使したカラフルな音色、ロマン派の名残をとどめたアプローチは、異質なものと見なされるかもしれません。しかし虚心坦懐にその演奏に耳を傾けると、彼女がいかに音に心を砕き、一音一音を大切に紡ぎ出すという姿勢を持っていたかがわかります。長らく決定版とされていたゴルトベルクの各変奏の色彩感に、その神髄は宿っていると言えましょう。(2006/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110313 |
「二重録音でもなく、電気的なエフェクトも加えていない演奏」が歌い文句であるこの演奏。ギタリスト、マルコ・サルチートが自ら編曲した「ギターによるゴルトベルク変奏曲」の全曲盤の登場です。古今東西、様々な演奏家たちが思い思いの楽器やアンサンブルで演奏してきたこの孤高の名作ですが、このギターのみのゴルトベルクにはまさに驚きの声をあげる他ありません。アコーディオンでも驚きなのにギターです。この演奏のために、サルチートはキオッジャに住む名弦楽器製作者エンツォ・グィドに、新しい楽器の製作を依頼し、バッハ(1685-1750)の音楽を完璧に演奏するための素晴らしいギターを用意するほどの熱の入れようで、入念な編曲もあわせて、この精巧かつ雄弁な音楽を完璧に表現したサルチートの熱演は、間違いなく後世に語り継がれるべきものと成り得ることでしょう。ギタリスト、マルコ・サルチートは現在フォッジア近くのロディ・ガルガチーコ音楽院で、ギターの教授を務めています。彼は古典だけでなく、ジャズ、フラメンコまで幅広いレパートリーを有し、世界中でコンサートを開催し、また映画音楽をレコーディングするなど、注目を集めている人です。(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7699 |