バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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つい最近起きた、イタリアの海難事故の例を挙げるまでもなく、あの「タイタニック号の悲劇」は永遠に人々の記憶からなくなることはありません。このシリーズで使われているオルガンが搭載されていた「ブリタニック号」はもともと、タイタニック号の姉妹船「ジャイガンティック号」として造船されたもので、本来は同じ形としてこの世に生を受けるはずでしたが、1912年のタイタニックの事故を受け、設計を大幅に変更し、船名までを変更し、ようやく1914年に就航したものの、結局は残念ながら海底に沈んでしまったという顛末を持った船でした。 ( 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC841 |
1 ( 発売)
レーベル名 | :さて、この第3巻も貴重な音で埋め尽くされていますが、注目は、あの讃美歌「主よ御許に近づかん」の3つのヴァージョンの音楽でしょうか。これは「タイタニック」が沈没した時に甲板で音楽家たちが最後まで演奏していた音楽とされていますが、本当のところは、どの曲だったのかは記録が残っていないようです(1904年、カナダ沖でバレンシアの船が難破した時に逃げてきた女性が、その船で賛美歌が演奏されたと語っていて、この話が混同されている可能性もあるようです)。映画では、アメリカ人が一番好むメロディが使われたため、トラック2の「ベサニー」が最期を飾る曲として広く知られるようになったというわけです。 |
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カタログ番号 | :2012.03.07 |
大好評シリーズの「ブリタニック・オルガン」の第6集です。ここで選ばれているのは「ヴィクトリア朝」時代に活躍した5人のオルガニストたち。1837年から1901年まで、ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた時代は、政治的には混乱していましたが、産業革命による経済や文化が著しく発展した「激動の時代」でもありました。この時代に活躍したイギリスのオルガニストたちも、挙ってヴェルテの自動演奏システム(ロール)に録音、かなりの分量のロールが保存されています。今回はこの中から注目すべきオルガニストたちの記録を「ブリタニック・オルガン」で再現しました。100年以上も前の空気を鮮烈に伝える貴重な響きです。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC845 |
スイスは、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた内陸に位置する国であり、多くの国際機関の本部が置かれることでも知られる「多言語国家」です。当然、様々な国の文化の影響を受けていますし、永世中立国であるが故に多くの文化的な遺産や教会を有し、歴史的価値のあるオルガンも数多く存在しています。そんな楽器をスイスのオルガニストだちは演奏してきました。また時計などの精密機器の工場でも知られる国であり、ブリタニック・オルガンが所蔵される「児童演奏楽器博物館」もスイスにあるのです。そんなスイスのオルガニストたちが遺したヴェルテのロールを所縁の地で復元したのがこのアルバムです。時を超えて蘇る響きをお楽しみください。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC846 |
「ブリタニックのオルガン」第10集は、ドイツのオルガニストと作曲家に焦点を当てたものです。このヴェルテのロールには、現在では名前すら残っていない作曲家たちの作品が多く残されており、当時、いかに多くの作曲家やオルガニストたちが活躍していたのかを再確認することができるものでもあるのです。1909年から1912年、まだ現代のように録音技術が発展しておらず、オルガンの音を記録するためには、このヴェルテのシステムがうってつけでした。年を追うごとに多くのオルガニストがロールに演奏を記録し、1920年代には一大ムーヴメントになったのです。100年の時を経た今でも、彼らの演奏は全く色褪せることなく、数多くのロールは再生される時を待っているのです。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC849 |
2011年から開始された「ブリタニックのオルガン」シリーズを締めくくる第12集。海に沈んだ貴重なオルガンを復元すると共に、20世紀初頭の技術を駆使した「ヴェルテ・ロール」に遺された演奏を楽しむという歴史的にも意義のあるこの企画、多くの知られざる記録が音として世に出されました。この曲集では、これまでに登場した何人かのオルガニストの演奏と、やはり20世紀初頭に活躍したイタリアの巨匠エンリコ・ボッシの作品、演奏を収録しています。100年の時を経て甦った音色をぜひお楽しみください。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1841 |
スコットランド生まれの偉大なるヴィオラ奏者プリムローズ。控え目な存在であったヴィオラの存在価値を飛躍的に高めた功績で知られます。彼がいなければ、ヴィオラが深い音色と多彩な表現力を秘めた楽器であることを多くの人々は知ることができなかったかもしれません。このアルバムでは、そんな彼の妙技をとことん味わうことができるでしょう。偉大なるアルト歌手、マリアン・アンダーソンとのアンサンブルも絶品です。そして注目すべきはトラック10と15で、こちらは、彼が経歴の初めに演奏していたヴァイオリンの音が収録されています。この滴るようなカンタービレは、やはりヴィオラの落ち着いた音色がふさわしいのかもしれません。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111382 |
スコットランドの伝説的ヴィオラ奏者プリムローズは、ヴァイオリン奏者を父に持ち、自らもヴァイオリニストとして活動を始めましたが、ブリュッセルでウジェーヌ・イザイに師事した時、彼の勧めに従ってヴィオラに転向します。ロンドン弦楽四重奏団でヴィオラを担当し、1937年にはトスカニーニに招かれ、NBC交響楽団の結成メンバーとして活躍します。第1集(8.111382)に続くこのアルバムには、彼が最も多く録音したパガニーニのカプリースや、アーサー・ベンジャミンのソナタを中心に、編曲ものやオリジナル作品の様々が収録されています。ハイフェッツと共演したハリヴォルセン編のヘンデルも素晴らしいの一言です。(2012/02/15 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111383 |
人類における「最も古い楽器」の一つとして認知されているフルートはもともと“空洞の管に息を吹きつけて発音する楽器”を指し、縦笛、横笛の区別はありませんでした。しかし、いつからか横笛のことをフルートと呼ぶようになり、19世紀半ばの楽器製作者テオバルト・ベームが改良したことで、更に進化した楽器に変貌。正確な音程と優雅な姿を備えた人気の楽器になったのです。このアルバムではバッハ時代の作品(まだキー装置は備えていない)からドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」といった近代の作品までを収録。フルートのエレガントで美しい響きが存分に味わえる楽しい1枚となっています。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578175 |