パヌフニク, アンジェイ(1914-1991)
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ポーランドの室内楽作品集。19世紀から20世紀にかけてポーランドの音楽を開花させた功労者であるシマノフスキ、彼のヴァイオリン・ソナタOp.9は活動の初期である22歳頃に書かれ、批評家をはじめ、聴衆にもすぐに受け入れられました。パヌフニクはパリやウィーンの音楽院で学び、1957年から59年にバーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めイギリスで市民権を取得。Op.1は初期の作品で、彼の全作品中、唯一のOp番号がついたもので、ここには1977年の作曲家自身による改訂版を収録。モダニズム、ロマンチシズムだけではなくジャズの要素も感じられます。バツェヴィチは、ヴァイオリニスト、ピアニストとして活躍し、ポーランドの女性作曲家として最初に名を成した人物。ヴァイオリン・ソナタ第4番は「現代のブラームス」と評される彼女の代表作です。ポーランドのチェンストホーヴァを本拠地として活動するフーベルマン・トリオとそのメンバーによるデュオの演奏です。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25206 |
第一次世界大戦終結後にポーランド共和国が誕生して2018年で100年であることを記念し、当時から今日までに生まれたピアノ小品を集めたアルバムが登場しました。それは奇しくもポーランド音楽の黄金時代といえ、首相も務めたパデレフスキによる有名な「メヌエット」、シマノフスキ、バツェヴィチ、グレツキといった、ショパン後を代表する作曲家が次々と登場する豪華さです。ムィキェティンは1997年にフレデリック・ショパン音楽院を卒業した新世代の作曲家。律動的和声的なアクセントを巧みに用いて、美しく、また沸き立つような曲想で楽しませてくれます。さらに、グレツキの息子ミコワイによる、父の持ち味を引継ぎながらもリズムの要素も際立たせて発展させた作品や、アンジェイ・パヌフニクの声楽とオルガンのための作品を娘のロクサーナがピアノ用にアレンジした美しい作品なども収録し、これからの100年にも期待を持たせる内容となっています。ポーランド出身のアンナ・シャウツカはワルシャワとロンドンで学び、多くのコンクールで入賞するほか世界中でリサイタルを行っています。(2018/12/14 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP793 |
ポーランドの4人の近現代作曲家によるヴァイオリン協奏曲集。冒頭を飾るのは最近話題の女性作曲家バチェヴィチの協奏曲で、第1楽章の民族音楽を思わせるきらびやかなパッセージが印象的です。神秘的な第2楽章、軽やかな終楽章と、極めて魅力的な現代曲です。タンスマンの曲は、彼がアメリカ・ツアーで出会ったシゲティのために書かれた曲。親しみやすさが追求されています。バチェヴィチと同時代の作曲家、スピサクの「アンダンテとアレグロ」はナディア・ブーランジェから委嘱された作品で、明快さとユーモアを持った新古典派のスタイルを持っています。1972年、メニューインが初演したパヌフニクの協奏曲は、ポーランドの舞曲を多用した独特のスタイルを持った曲。彼の作品の中でも最も人気を獲得しています。4つの作品の根底にある「ポーランドの国民性」も明確に感じられるプワフネルの演奏です。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573496 |
2014年はポーランド出身の作曲家アンジェイ・パヌフニクの生誕100周年にあたります。もちろんポーランドだけでなくワールドワイドに活躍した人であり、ウィーンで学んでいた時代には、日本の音楽家の尾高尚忠と交流があったことでも知られている人です。彼が書いた10曲の交響曲は最近になって耳にする機会が増えていますが、この辛辣な弦楽四重奏曲も彼を知るためには外せないものです。各々の楽器が静かに呼応する印象的な始まりの第1番、北ウェールズ音楽祭のために書かれた第2番、最晩年の作品で、抽象的な美しさを秘めた第3番と、どれも単一楽章ながら、強い印象を残します。もう一人の偉大なるポーランドの作曲家、ルトスワフスキの弦楽四重奏曲は、彼がヨーロッパの最前線の音楽界に身を置いていた時期の作品で、強迫的なモティーフの積み重ねが興味深い音の世界を織り上げていきます。(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573164 |
20世紀のポーランドの大作曲家パヌフニクは、ワルシャワ、パリ、ウィーンで学び若い頃からその才能を嘱望されていました。ウィーン時代は、尾高尚忠とも交友があったことでも知られます。指揮者としても高く評価されていましたが、その退廃的すぎる作風のため、ポーランドで彼の作品の演奏が禁止されてしまい、1954年にイギリスへ移住。バーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めるなど、多彩な音楽活動を行い、その評価はますます高まることとなりました。彼の作品は、前衛的でありながらも、独特の静謐さと儀式めいた味わいを持ち、常に人間の精神的な深みを描くことに終始します。知性と感情のバランス、心の平穏、それらを求めてやまない現代人の心にぴったりマッチする作品群です。暴力的な音の羅列で始まる「悲劇的序曲」、とにかくカッコイイ「英雄的序曲」などわかりやすい作風も魅力です。20世紀のポーランドの大作曲家パヌフニクは、ワルシャワ、パリ、ウィーンで学び若い頃からその才能を嘱望されていました。ウィーン時代は、尾高尚忠とも交友があったことでも知られます。指揮者としても高く評価されていましたが、その退廃的すぎる作風のため、ポーランドで彼の作品の演奏が禁止されてしまい、1954年にイギリスへ移住。バーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めるなど、多彩な音楽活動を行い、その評価はますます高まることとなりました。彼の作品は、前衛的でありながらも、独特の静謐さと儀式めいた味わいを持ち、常に人間の精神的な深みを描くことに終始します。知性と感情のバランス、心の平穏、それらを求めてやまない現代人の心にぴったりマッチする作品群です。暴力的な音の羅列で始まる「悲劇的序曲」、とにかくカッコイイ「英雄的序曲」などわかりやすい作風も魅力です。(2010/04/07 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777497-2 |
1914年ポーランド生まれの作曲家パヌフニクの管弦楽作品集第3集です。ワルシャワ、パリ、ウィーンで学び、ウィーン時代には尾高尚忠と交友があったため、彼の二男である忠明氏がパヌフニク作品を積極的に取り上げていることでも知られています。ナチス~ソヴィエト時代、ポーランドでも彼の作品を取り上げることが禁じられたため、イギリスに亡命、その地で生涯を終えました。彼は10曲の交響曲を作曲し、そのほとんどにタイトルが付けられています。この第6番は「神秘的」と名付けられていますが、これは「数字の6が持つ神秘」について書かれています。短い音形が綴られていきますが、どれも根底に6が潜んでいます。それは6拍子であったり、6つの和音であったり。まさに神秘に彩られた作品です。他に珍しい曲が3つ収録されています。(2011/04/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777498-2 |