ファッコ, ジャコモ(1676-1753)
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イタリアのバロック作曲家ジャコモ・ファッコ(1676-1753)。彼はヴェネツィア近郊の集落マルサンゴに生まれ、1705年からロス=バルバセス侯カルロ・アントニオ・スピノラのパレルモの宮廷合唱指揮者、ヴァイオリン奏者となります。スピノラの宮廷がメッシーナに移った際、ファッコはそれに従い、1720年までその地で活躍しました。素晴らしいオペラ作曲家として賞賛されていたファッコですが、彼は教師としても優秀で、1720年以降スペインの宮廷音楽家となった時にはルイス王子にクラヴィコードを教え、フェルナンド王子、カルロス王子にも音楽を教えたことで知られています。彼の代表作に、1716年に出版されたヴァイオリン協奏曲集「和声復興への考察」がありましたが、これはずっと紛失されたとされていて、1962年になってようやくメキシコの図書館で偶然発見されたのです。発見したのは音楽学者ウベルト・ザルノリで、それ以降ザルノリはファッコの生涯や作品について研究を続けることとなります。そんなファッコの作品を演奏するのは、メキシコ・バロック管弦楽団で、このイタリアとスペインの愛すべき融合とも言える音楽を軽妙に、かつ見事に捉えています。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0202 |
イタリアのバロック作曲家ジャコモ・ファッコ(1676-1753)。彼はヴェネツィア近郊の集落マルサンゴに生まれ、1705年からロス=バルバセス侯カルロ・アントニオ・スピノラのパレルモの宮廷合唱指揮者、ヴァイオリン奏者となります。スピノラの宮廷がメッシーナに移った際、ファッコはそれに従い、1720年までその地で活躍しました。素晴らしいオペラ作曲家として賞賛されていたファッコですが、彼は教師としても優秀で、1720年以降スペインの宮廷音楽家となった時にはルイス王子にクラヴィコードを教え、フェルナンド王子、カルロス王子にも音楽を教えたことで知られています。彼の代表作に、1716年に出版されたヴァイオリン協奏曲集「和声復興への考察」がありましたが、これはずっと紛失されたとされていて、1962年になってようやくメキシコの図書館で偶然発見されたのです。発見したのは音楽学者ウベルト・ザルノリで、それ以降ザルノリはファッコの生涯や作品について研究を続けることとなります。そんなファッコの作品を演奏するのは、メキシコ・バロック管弦楽団で、このイタリアとスペインの愛すべき融合とも言える音楽を軽妙に、かつ見事に捉えています。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0259 |
世界初録音を含む、ちょっと珍しいチェロの二重奏曲たちです。史上最大のチェリスト=コンポーザーといえばボッケリーニ。例によって、ト音記号の領域になる高音部で、細かいパッセージや重音を繰り出す難曲ぞろいですが、それが単なる技巧の開陳に終わらず、常に純音楽美と表裏一体になっているのが、この作曲家の凄いところといえましょう。また思わぬ見つけモノは、ボッケリーニの指揮の下で演奏したこともある、ビダルによる「アンダンテ・グラチオーソ」です。中低音域を巧みに使い、ハ短調の憂いを帯びた楽想を聴かせる佳品ですが、連続したトラックの収録ながら、同じくハ短調のボッケリーニ作品に負けない存在感を示しています。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557795 |