エリントン, デューク(1899-1974)
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ワイマール共和国時代に花開いたドイツのコーラス・グループの中でピカイチの存在感を誇るのが、ザ・コメディ・ハーモニスツです。コーラス5人にピアノという編成により、ソフィスティケートされたハーモニーと変幻自在のスタイルで、クラシックの名曲や各種ヒット・チューン、そしてドイツ民謡までもモダンかつスウィートに焼き直しちゃうのですから、なんとも驚きです。ヒトラーの台頭により、ユダヤ系のメンバーが抜けた後も活動を続けた彼らですが、当盤には初期のヒットナンバーから、メンバーチェンジ後に吹き込まれた〈ホイッスル・ホワイル・ユー・ワーク〉(「口笛吹いて精出して」の邦題もあり)など、計19曲が収録されています。(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120613 |
なんとも大ざっぱな味わいが癖になりそうなインク・スポッツですが、そのブルージーでリラックスしたフィーリングは、トミー・ドーシー楽団で有名な《センチになって》でも全編にわたって炸裂しています。テナー・パートを担当するビル・ケニーのソフトな高音を活かしたスタイルが、とにかく印象的! 主旋律をハモらずに、コーラスは「ム~、ア~」といった動きが主体なので、イメージとしては、マンハッタン・トランスファーよりも、はるかにクール・ファイブ寄りと書いても、決して間違いではないと思います。後に大巨匠に成長する、若き日のエラ・フィッツジェラルドが参加した3曲のナンバーにおけるスウィンギーな味わいも耳に残ります。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120624 |
大英帝国のダンス・バンドを集めたディスクもいよいよ第3集へ突入しましたが、当ディスクもやはりノーブル&エレガント路線が基本です。あのステファン・グラッペリをフィーチャーして、のびやかなサウンドを聴かせてくれるハチェットズ・スウィングテッテの《ブルーバーズ・イン・ザ・ムーンライト》をはじめ、後年、ハードなハーモニーと峻烈なリズムで人気を獲得するテッド・ヒースがチャコポコと楽しげな響きを立てる《テキーラ》など、興味深い録音がぎっしりと詰め込まれています。ジャック・ヒルトンと彼の楽団によるエリントンの名作メドレー《エリントニア》は、英国のダンス・バンドのキャパシティの広さを証明している逸品です。(2003/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120656 |
スウィンギーでノリのよいコーラスを繰り広げるミルス・ブラザースの第2集は、1934年から1938年の録音を収録。ハーモニー的には、シンプルなコーラスワークでありながら、ちっとも古びた感じがしないのには、まったくもってまいりました!〈ライムハウス・ブルース〉、〈ルルが町にやって来る〉、〈キャラヴァン〉といった後にモダン・ジャズのプレイヤーが愛奏することになるナンバーも、イタリア産の〈フニクニ・フニクラ〉も、彼らが歌うとなんと楽しげに響くことでしょう!サーヴィス精神旺盛なルイ・アームストロングと共演した4曲では、洗練されたセンスと泥臭いノリが互いに混ざり合い、独特のエンターテインメント感覚が醸し出されています。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120680 |
ケントンって、いつも書いてるように過小評価されてる。このサウンドのモダンさ、アンサンブルの切れの良さを聴いて下さいよ。バンドのテーマである Artistry in Rhythm が鳴り出すととたんにかぶさる歓声と拍手。人気もあったんでしょう。この音盤で注目されるのは、エリントンの「A列車で行こう」を録音していること。アレンジもストレイホーンのいつもの奴です。おかしいのは、tpのソロまでもクーティ・ウィリアムス完コピなこと(エンディングが少し違うが)。多分同じ譜面なのにエリントン楽団の方がサウンドがトグロ巻いてて可笑しいですね。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120684 |
ジャンゴとグラッペリの相性はいつもながら凄い。異なる楽器のコンビというのは得てして音楽的方向性が違ってくるもので、パーカーとガレスピー、マックス・ローチとクリフォード・ブラウン、ドルフィーとブッカー・リトル等といった素晴らしい例はあるものの、相棒の早すぎる死によって途絶するか、そうでなければ、チャールス・トリバーとスタンリー・カウエルのようにコンビ解消に至ってしまうものなのですね。で、ジャンゴとグラッペリ。この2人は離れていても同じメシを食っていたのではないか、と思えるほどに相性抜群。しかも、馬場=猪木、盛田=井深、トリュフォー=ネストル・アルメンドロス、くらいの相互補完性の高さ。つくづく勉強になります。(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120686 |
またジャンゴか・・・と言わないで下さい。ジャンゴは何時聴いてもいいのです。何でだろうね。「本当の音楽」を奏でる「本当の技術」と「本当の歌心」があるからですかね。陳腐ですけど。だからイイ演奏に決まっているのです。冒頭のカッティングとグラッペリのvlnから引き込まれます。ここでの聴き物は、ゲテっぽいが、リストの「愛の夢第3番(披露宴で音大出の下手糞なネーチャンが弾く曲でおそらく2番目に有名な曲・・・1番目はショパンのノクターン9-2)」とか、バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲第1楽章」だのが入っていることですかね。音楽的に一番の興味を惹かれるのが、ジャンゴのソロ・インプロヴィゼーションですけど。トラック8と9、素晴らしいです。新しいです。(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120698 |
私、ビリー・ホリデイ苦手です。何度も書いたが、カーメン・マクレエとかメレディス・アンブロシオあたりを聴いているのが気持ちイイ私にとって、ビリー・ホリデイの「暗さ」がタマランのです。が、この音盤、まず気持ちイイ。結構優雅で、バックもいい。貧乏臭くない。少し、ユルいですが、これがビリー・ホリデイの「本来の魅力」だと言われると反論できない。特に「恋とは何でしょう」とか「ノー・グレイター・ラヴ」あたりをこんなに歌詞をハッキリと、ユッタリとしたテンポで歌われると「ああ、これはこれでいいのだ」という気分になってくるから不思議。ついでに、「アイ・ラヴス・ユー・ポーギー」はと、聴いてみると、これも絶品。説得力はニーナ・シモンに劣りますが、いやいい気分。(2005/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120750 |
(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120769 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :DCCD 9429 |