パルムグレン, セリム(1878-1951)
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フィンランドの作曲家パルムグレンのピアノ作品集です。彼はヘルシンキ音楽院で学び、その後はベルリンでブゾーニに師事しピアニスト、指揮者としても活躍しています。イーストマン音楽学校でピアノ教師を務めるなど、アメリカでの音楽教育にも熱心でした。作曲家としては交響曲やオペラの他に、5つのピアノ協奏曲と300を超える美しいピアノ小品を作曲、「フィンランドのショパン」とも呼ばれたことでも知られます。 ( 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1192-2 |
( 発売)
レーベル名 | :このアルバムでは、そんなパルムグレンの代表的なピアノ曲を3つ収録しています。1901年に初演されたピアノ・ソナタは、彼の記念碑的な作品でもあり、当時のフィンランド音楽の潮流に一石を投じたと言われるもの。多少、生真面目で、肩に力の入っている感はありますが、丁寧な音つくりが光ります。24の前奏曲は恐らくショパンの影響もあるのでしょうが、全ての調性を使うことにこだわりはなく、あくまでも「心象風景」を描いた短い曲の集まりです。「五月の夜」は、平易な技法で書かれるも、移ろう和声が魅力的な小さな曲です。実力派ジークフリードソンが各曲の性格を見事に弾き分けています。 |
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カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.07.11 |
20世紀前半に活躍した、フィンランドの作曲家パルムグレンのピアノ作品全集シリーズ。少年時代から才能を発揮、たびたびフィンランドを訪れていたフェルッチョ・ブゾーニの演奏を聴き、大きな感銘を受けた彼は、1895年にヘルシンキ音楽院に入学、研鑽を積みました。その後はベルリンに留学するとともに、ワイマールで憧れのブゾーニのレッスンを受け、演奏家と作曲家への足掛かりをつかみ、やがてピアニスト、作曲家として活躍します。この第3集には3つの小品集を中心に、ほぼ50年間にわたって作曲されたさまざまな世界初録音を含む作品が収録されています。10代から20代前半に書かれた瑞々しい「抒情的間奏曲」、館野泉が愛奏したことで知られる印象派の影響が強く感じられるパルムグレン中期の代表作の一つ「春」、1月から12月までの北欧の移り行く季節が表現された晩年の名作「太陽と雲」。どれもスカンジナビアの民謡を根幹にしながらも、半音階的和声が効果的に用いられた美しい作品です。ヨウニ・ソメロは現代フィンランドで最も活躍するピアニストの一人。幅広いレパートリーを持ち、世界中の多くの国で3100回以上のコンサートを行っています。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP869 |
ブゾーニに師事し、圧倒的なテクニックを身につけたセリム・パルムグレンは、その後、北欧を代表する作曲家・ピアニストになりました。20世紀ピアノ音楽界に大きな足跡を残したパルムグレンですが、その作品の演奏機会は比較的少なく、このピアノ作品全集第4集に収録されている多くの作品も「3つの夜想的情景」以外はすべて世界初録音です。印象派とロマン派の要素を併せ持つ「3部作」や、1921年から26年まで滞在したアメリカでの充実した生活から生まれた、ジャズの影響を受けた「3つの幻想曲」、そして彼の作品の特徴ともいえるスカンジナビア民謡を取り入れた美しい旋律も随所で聴かれます。ヨウニ・ソメロは現代フィンランドで最も活躍するピアニストの一人。ジョルジュ・シフラとマイケル・ポンティに師事、技巧的な作品を中心とする幅広いレパートリーを持ち、様々なレーベルで100枚を超えるレコーディングを行っています。(2022/05/20 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP907 |
ブゾーニに師事し、圧倒的なテクニックを身につけ、その後、北欧を代表するピアニストになったセリム・パルムグレン。作曲家としても、20世紀ピアノ音楽界に大きな足跡を残しました。この第5集に収録された作品は、ほとんどが世界初録音です。冒頭の「エキゾチックな行進曲」は、東洋風の雰囲気を持つ小さな曲。「後奏曲」は1951年のパルムグレンの葬儀で演奏されました。「光と影」はパルムグレンの愛国心が示された曲集であり、第2曲「フィンランドのバラード」ではカレリア民謡を主題とした変奏曲に仕上がっています。「3つのピアノ小品」は第2曲「粉雪」の繊細な美しさが愛されていますが、他の曲はこれまでに録音されたことがありません。「即興曲とスケルツォ」はアカデミックな作風を持つスケルツォとロマンテイックな即興曲。初期のパルムグレンの集大成ともいえる作品です。「6つのピアノ小品」は彼がアメリカにわたる直前にデンマークで出版された曲集。素朴なワルツや舟歌など、様々な小品で構成されています。1935年の「ソナチネ」は5年前に妻を亡くし、作曲から遠ざかっていたパルムグレンが久しぶりに書き上げた作品。ノスタルジックな風情を持つ第2楽章が印象的です。アルバムの最後に置かれた組曲「春」は耳にする機会の多いOp. 27ではなく1915年頃に作曲されたOp. 47で、第1曲「夕べの歌」や第6曲「フィンランド風カプリツィエット」を舘野泉が演奏しているものの、なかなか全曲を聴く機会はありません。ヨウニ・ソメロは現代フィンランドで最も活躍するピアニストの一人。ジョルジュ・シフラとマイケル・ポンティに師事、技巧的な作品を中心とする幅広いレパートリーを持ち、様々なレーベルで100枚を超えるレコーディングを行っています。(2022/06/10 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP908 |
セリム・パルムグレンのピアノ作品集。第6集には印象派のスタイルとフィンランドの民謡の要素を融合した組曲『青春』や、「雨だれ」と「月光」を含む"3つの小品"など、彼の生前から人気の高かった作品を収録。組曲『青春』は1908年にコペンハーゲンとロンドンで出版、その後ボストンでも出版されるほど人気を集めた作品。ドビュッシー風の雰囲気を湛えた曲と、フィンランドの民俗音楽の要素を取り入れた作品がバランス良く配されています。他にはパルムグレンの葬儀で演奏された「葬送の前奏曲」、リストの超絶技巧作品を思わせる習作「ハンガリー舞曲」や「メフィストワルツ」など多くの世界初録音を含んでいます。パルムグレンの研究者でもあるヨウニ・ソメロがシリーズを通じて見事な演奏を聴かせます。(2023/01/13 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP909 |
北欧の抒情と洗練された西欧的な感性から生まれたピアノ曲が日本でも人気のあるパルムグレン。フィンランドの現役ピアニストの中でも極めて意欲的な活動を展開するソメロによる全集録音の第7集です。ここにも世界初録音を多数含む珍しい作品が収録されています。「8つの小品」作品75はパルムグレンがアメリカに到着した直後に書かれたもの。彼はニューヨーク、ピッツバーグ、デトロイト、ミネアポリス、シカゴ、クリーブランドで計24回のコンサートを行い、ある批評家は「彼と比較できるのはセルゲイ・ラフマニノフだけである」と熱狂的な賛辞を送りました。そして、彼はコンポーザーズ・ミュージック・コーポレーションと契約を結び、この作品75が出版されました。どれもパルムグレンらしいノスタルジーに溢れた美しい作品です。また「セレナード」SP252は4ページのみの未完作品ですが、彼の現存するもっとも初期の作品の一つと推測されています。彼の若いころの作品は散逸したものが多く、8分の5拍子で書かれた「左手5度によるユモレスク」 SP87もデンマークの音楽誌「Nordens Musik」掲載されただけの小品。楽譜の入手が困難でしたが、このプロジェクトのために準備されたというものでグリーグの音楽と似た雰囲気を持っています。また自伝的な内容を持つ「日記帳」作品109は、1946年に書かれた彼の最後のピアノ曲集のひとつで、様々な事情で生前に出版されることのなかったものです。(2023/11/10 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP939 |
北欧の抒情と洗練された西欧的な感性から生まれたピアノ曲が日本でも人気のあるパルムグレン。フィンランドのピアニスト、ヨウニ・ソメロによる全曲録音シリーズの第8集は収録曲のほとんどが世界初録音です。(冒頭の「Solsken genom tarar 涙の向こうに差し込む太陽」のみ、1950年に作曲家自身がフィンランドのラジオ放送のためにスタジオ録音を行っています)。アルバムにはヴィルトゥオーゾのための演奏会用練習曲から、彼の友人で、たびたび共演を行ったパーシー・グレインジャーに捧げられた、驚くほどの多様性を持つ《10の小品》 Op. 79、そして自身の歌曲をピアノのために編曲した「6月」の他、初期の作品も多数収録されており、パルムグレン愛好家にとっても新たな発見の旅となるでしょう。(2024/10/11 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP952 |