モラクス, ルネ(1873-1963)
Search results:4 件 見つかりました。
オネゲルの評価を確立した代表作として常に言及される「ダヴィデ王」ですが、手軽に入手できるCDが豊富とは言い難い現状を、ナクソスが打開します。しかも、狭い劇場で初演するために、小アンサンブルのために書かれたオリジナル版です(なお、朗読はオリジナル版には無く、後に付加)。ダヴィデ王の生涯を急ぎ足で描く内容。終結の合唱に向かう音楽の高まりは感動的です。フランスのいわゆる「六人組」の一人でありながら、軽妙洒脱といったイメージと異なる、特に真面目度の高いオネゲルの真骨頂をお楽しみください。(2000/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553649 |
オネゲル(1892-1955)は「ダヴィデ王」の題材で、最初は劇付随音楽を書き、後にオラトリオとして改編、現在ではこのヴァージョンが多く演奏されますが、このアルバムは最初のヴァージョンで演奏されています。もともとフランス語のテキストが用いられていますが、このドイツ語版はまた違った迫力を持っています。このヴァージョンは、小編成のオケによって伴奏されるのが特徴で、金管、木管を中心としたアンサンブルに、ピアノ、チェレスタ、ハルモニウムを加え、打楽器群と、チェロ、コントラバスが一人ずつという変則的な編成ですが、これがまた色彩豊かな音色であり、オネゲルのオーケストレーションの巧みさに驚く他ありません。語り手、魔女ともどもドイツの名優を配し、ここでも素晴らしい効果をあげています。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
---|---|
カタログ番号 | :ROP6088 |
ハノーファーでチリ出身の家族に生まれ、近年ドイツの歌劇場で活躍が目覚ましいソプラノ、ヨゼフィーネ・ゲーマンのデビュー・アルバムは、女性の力とその復権をコンセプトとしたアルバムになっています。きっかけはゲーマンが目にした美術館のポストカードで、 そこに描かれていたフリーダ・カーロやポーラ・モーダーソン=ベッカーらの自画像を通して、さまざまな女性の自己表現のあり方に気付きました。ゲーマンはこのアルバムを4つの展示室を持つ美術館に例え、聖書における処女性を表現した「Vierge」、神秘的な歌声で人を惑わす「水の精」、主人公となった女性たち、シェイクスピアのオフィーリアのイメージ...と順にめぐってゆきます。アルバムの最後は神戸に生まれヨーロッパを拠点に活動する吉田文の作品で締めくくられています。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
---|---|
カタログ番号 | :SM380 |