ジャコーサ, ジュゼッペ(1847-1906)
Search results:172 件 見つかりました。
舞台は20世紀初頭の長崎。芸者の蝶々夫人は、キリスト教徒に改宗してアメリカ海軍士官のピンカートンと結婚する。アメリカに帰った彼の再来日を3年間待った蝶々夫人は、アメリカの軍艦の入港を知って喜び、部屋に花を蒔いて帰宅を待つが、ピンカートンはアメリカで結婚した夫人ケートを連れていた。蝶々夫人は、彼との間にできた子供に別れを告げ自ら命を絶つ・・・。名アリア「ある晴れた日に」や最終場面の「かわいい坊や」におけるガウチの名唱と、ラハバリの緊張度の高い指揮で、発売当初から高い評価を受けるナクソスの「蝶々夫人」を是非お聴き下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.660015-16 |
《蝶々夫人》の主役は軽いリリコから重いドラマティコまで、さまざまな声質のソプラノ歌手によって歌われます。この全曲盤の特徴は、コロラトゥーラ・ソプラノとしてイタリアで絶大な人気を誇った、トーティ・ダル・モンテ(1892-1975)が歌っていることです。スカラ座での《ランメルモールのルチア》や《リゴレット》で名声を博したダル・モンテは録音が少なく、全曲盤はこの《蝶々夫人》が唯一のもの。現代ではまず聴くことのない声質で、貴重な遺産です。ジーリのピンカートン役もお見事。余白にはダル・モンテのアリア集も収められています。(山崎浩太郎)(2002/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110183-84 |
カラヤンの指揮による初回の蝶々夫人の録音として知られるこの盤は、モノラルによるカラスの録音の最上盤でもあります。CD1トラック4「この空! この海!…あと少しで着くわ」のアリアでは、ハイD♭をなんなくクリアしており、音程の安定感一つとっても、彼女が技術的にも最高のコンディションにあったことがうかがい知れます。登場からピンカートンと結ばれるまでの可憐さ、一抹の不安を感じながら期待しつつ夫の帰りを待つ心情、そして破局へと向かう覚悟という心模様の変化を、表層的なテクニックではなく、微妙な声の演技によって表出しており、聞くものを悲劇の中へと引き込まずにいられません。若々しいゲッダが、お気楽なアメリカ人を演じながら、最後に一転して残す悲痛な叫びも耳に残ります。(2006/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111026-27 |
レナータ・テバルディ(1922- )の歌う《蝶々夫人》というと、1958年にトゥリオ・セラフィンの指揮でステレオ録音されたデッカ盤が、現在ではよく知られています。このCDはその7年前に同じデッカにモノラル録音された、テバルディの最初の《蝶々夫人》全曲LPを覆刻したものです。デッカ・レーベルはイタリア・オペラの名作群の全曲録音を開始するにあたり、29歳の若きテバルディをその中心的なプリマ・ドンナに抜擢、その成功によってその後の録音活動の基礎としたのです。このCDには49年、最初期のテバルディのアリア録音も収められています。(山崎浩太郎)(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110254-55 |