ピアーヴェ, フランチェスコ・マリア(1810-1876)
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ロッシーニのうきうきリズムで目覚め、モーツァルトの有名な一節を鼻歌にして、「カルメン」で力が全身に湧いてきてヒーロー気分を味わい、ヴェルディで声という楽器にしかない魅力に身も心も委ねて、マスカーニやレオンカヴァルロの音楽に合わせてこぶしをきかせ、プッチーニの甘い旋律に酔い痴れる...。オペラ・アリアの名曲って、どうしてこんなに楽しいんでしょうね。ナクソスがお届けするバリトンのための名曲集は11人の歌手達が競演、同じ男声でも声質が違うのも、鑑賞の楽しみの一つ。貴方のお気に入りは誰ですか?(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555922 |
デル・モナコ、ステファノらと並び賞されていた絶頂期に、わずか49歳で急逝したビョルリンク。ファンを魅了した彼の緊張度の高く輝かしい声は、50年代以降の録音でなじみの深いものですが、若き日よりそのトレードマークの美声は頭角を現していました。この盤では、そうした彼の、20代から30代にかけての履歴を収録、まさにテノール・アリアの名曲のオンパレードです。スウェーデン生まれのため、この頃のビョルリンクはイタリア語のディクションが弱いとも言われていましたが、麗しい声と音楽の構築の巧みさは、それを払拭して余りあると言えるでしょう。歌手が真のスターであった時代、古き良きオペラ黄金期を彷彿させる、偉大なる歌手の貴重なポートレイトとも言える1枚です。(2000/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110701 |
名テノール、ユッシ・ビョルリンク(1911-60)が1936年から44年にかけて、母国スウェーデンで録音したアリアと二重唱集です。この「ユッシ・ビョルリンク・コレクション」の第1集と第2集には、1930年代前半のスウェーデン語訳詞による録音が収められていました。第3集では欧米各地で活躍し始めた時期を反映して、イタリア語とフランス語による歌唱が収められており、スウェーデン以外のすべての聴衆にとって、より耳に親しみやすい響きとなっています。30歳前後の澄んだ歌声とバランスの良さで、ビョルリンクの絶頂期を記録した1枚です。(山崎浩太郎)(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110754 |
天分の美声、そして決して卑近に陥らない歌いまわし。ビョルリンクの魅力は突き詰めればその二点に集約されるでしょう。そしてその魅力は彼のキャリアが終わりに近づいたこのCDを録音した頃においても、減ずるどころかよりいっそう輝いていたのでした。伸びやかな高音、旋律線に対する率直なアプローチは、「永遠の青年テナー」を思わせます。中でも「真珠採り」のデュオは必聴の美しさ。リリック・テナーとはかくあるべきであるという、歴史に残る名唱といっても過言ではない録音です。ヴェルディの「オテロ」や「運命の力」で見せる過剰にならない力強さも、聞き逃せない箇所でしょう。(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110788 |
「スウェーデンのカルーソー」こと、ユッシ・ビョルリンク(1911-60)の芸歴初期、スウェーデン時代の録音を集めた1枚です。1930年にストックホルム王室歌劇場にデビューしたビョルリンクは当時の歌劇場の慣習に従い、各国のオペラをスウェーデン語訳で歌いました。1930年代末には原語を学んで歌うようになりますが、ここに収められた録音はそれ以前のものなので、すべてスウェーデン語訳となっています。彼にとってはいちばん歌いなれた言葉であり、年齢も20才代とあって伸び伸びと歌っているのが、大きな魅力となっています。(山崎浩太郎)(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110722 |