ニコライ, ヨハン・ミヒャエル(1629-1685)
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当盤の収録曲は、宮廷音楽家のヤーコプ・ルートヴィヒが自分のパトロンの誕生日のプレゼントとして集めた17世紀の器楽曲です。あまり知られていないかもしれませんがバロック音楽の隠れた宝と言える曲集に、あらためて光を当てたツィンケ率いる室内楽アンサンブルに、拍手を贈りたい!例えばイタリア・ヴェローナで生まれ、ウィーンでヴァイオリンの名手としても活躍したアントニオ・ベルタリが第一級の作曲家であったことは、「シャコンヌ ハ長調」を聴けば明らかでしょう。単純な低音の繰り返しの上で活躍する流麗なヴァイオリンには思わず聴き惚れてしまいます。ドイツ音楽の一断面をお楽しみ下さい。(2006/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557679 |
【ビーバーの傑作を中心に、厳選された編成で甦る17世紀の生々しい息吹き】すでにRicercarやALPHAで多くの名盤をリリース、世界的に絶賛されているヴォクス・ルミニス。彼らが、ヨーロッパ随一の古楽拠点であるドイツのフライブルクに集う精鋭器楽奏者たちとともに制作したこのアルバムは、最も得意とする17世紀ドイツ語圏の音楽!以前より、シュッツ『音楽による葬送』やフックスのレクィエムをはじめ、死者に捧げられる礼拝音楽の録音で高評価を得てきたグループですが、今回はこれまでとりあげてこなかった、ザルツブルクの巨匠ビーバーの傑作がプログラムの中心を占めています。器楽陣営にはヴェロニカ・スクプリクやペトラ・ミュレヤンス、ヒレ・パールにリー・サンタナ、あるいはサックバット(トロンボーン)のシメン・ファン・メヘレン……と、世界の古楽シーンをまたにかけ活躍する実力派が、極小編成に集まっているのがポイント。声楽パートも少人数でメンバーの個性が際立って聴こえ、古楽器の美しい音色とともに各作品の音運びを生々しく捉えてゆく妙演となっており、17世紀ならではの音楽世界が鮮明に浮かび上がる感触がたまりません。ハンブルクのベルンハルトに始まりウィーンの巨匠フックスで締めくくられる、ドイツ語圏の北と南のつながりを概観する選曲も絶妙。ALPHAレーベルならではの筋の通った古楽アルバムです。(2021/02/26 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA665 |