ドッジソン, スティーヴン(1924-2013)
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1987年、トルコのアンカラで生まれたエレン・シュアルプのリサイタル・アルバムです。9歳でギターを始めた彼は国際的に名前を知られる名手、アフメット・カンネッチに師事、1998年からは数多くのマスタークラスに参加し研鑽を重ねてきました。コンクール歴は、2011年11月にスペイン、ルナレスで開催されたアンドレス・セゴビア国際ギターコンクールで二位を獲得したのを皮切りに、2014年6月にはドイツのフーベルト・カッペル国際コンクールで二位、そして同年9月にイタリアのミケーレ・ピッタルーガ国際ギターコンクールで最優秀賞を獲得しています。このアルバムは、ミケーレ・ピッタルーガのコンクールの優勝記念として製作されたもので、ベネズエラ、キューバ、イギリスの作品を始め、自国の作曲家バイラクタルの作品も含めた多彩な曲が並びます。彼自身の作品も魅力的。しかしながら、ギター1台でこれほどまでに多彩な音色が紡ぎだされるとは・・・。将来が楽しみなギタリストです。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573487 |
SOMM RECORDINGSは、2013年に89歳で亡くなった作曲家スティーヴン・ドッジソンの10周忌を記念して、その豊かで多彩な歌を収録した全3巻の「歌のアルバム」のリリースを予定しています。第1巻の「農民詩人」では、ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)をはじめとした英国を代表する4人の名歌手ヲフィーチャーし、ピアノやギターの伴奏による様々な歌曲を紹介。象徴主義の画家ジョン・アーサー・ドッジソンの息子で、ルイス・キャロルの遠縁にあたる作曲家の作品を存分に味わうことができます。アルバム・タイトルでもある「農民詩人」は農民労働者の息子であった詩人、ジョン・クレアの4つの詩からの1篇。悩める詩人の揺れ動く心情が描かれた美しい作品です。他の曲も時にはシンプルに、時には豊かなハーモニーを持つ多彩なもの。ほとんどの作品が世界初録音であり、英国における芸術歌曲の一端を知る有益な1枚です。(2022/12/23 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0659 |
「不思議の国のアリス」の作者、ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン)の遠縁にあたる作曲家スティーブン・ドッジソン。生誕100周年を記念して製作されたこのアルバムには、全て世界初録音となる合唱作品が収録されています。どの作品も彼の言葉に対する繊細な感覚が生かされており、フルートと合唱による「メアリー・コールリッジの4つの詩」や、彼の晩年の合唱作品の一つ「太陽のカンティクル」、そのほか彼の初期の作品を英国の室内合唱団ソノーロが巧みなアンサンブルで聴かせます。(2024/05/17 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0686 |
英国の作曲家スティーブン・ドジソン。ドジソンの父親は「不思議な国のアリス」の作者ルイス・キャロルの遠いいとこであることも知られています。幅広いジャンルの作品を書いていましたが、1950年代に名ギタリスト、ジュリアン・ブリームからアドヴァイスを受けたことがもとで、ギター作品の作曲をはじめました。ブリームは1952年にウィグモア・ホールで「ギターのための組曲」を初演し、以降ドジソンの作品を何曲も演奏しています。このアルバムには世界初録音の「Change-Ringers」を含むギターと様々な楽器とのアンサンブル作品が収録されており、アンサンブルの中で引き立つギターの音色を存分に楽しませてくれます。(2017/08/30 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573762 |
1924年にロンドンで生まれたドッジソンは1942年、18歳のときに王立海軍に徴兵され4年間従軍します。その後は英国王立音楽院で作曲と音楽理論を学び、1950年から作曲家として活動を始めました。カリスマ的性格の持ち主で、数多くの奏者や団体を繋がりを持ち、様々なドキュメンタリー映画の音楽を書く傍ら、フリーランスでBBC放送のレビューを書くなど多彩な活動を行いました。このアルバムにはドッジソンの様々な時代の作品が収録されています。「彼の作品は旋律よりも音色重視」であると友人でリコーダー演奏家のジョン・ターナーは述べていますが、初期の作品は美しく活発な旋律を持つとても聴きやすい音楽です。その三十数年後に書かれた「無伴奏チェロのためのパルティータ」は彼の作曲技法の探求の結晶ともいえる作品であり、一つの主題が刻々と変容していくという面白い曲です。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573856 |
ロンドン生まれの作曲家、スティーヴン・ドジソンの室内楽作品集第2集。第1集と同じく現代音楽を得意とするピアニスト、エマ・アッバーテがピアノを担当、イギリスで人気を誇るティペット四重奏団との親密なアンサンブルが楽しめる1枚です。ブリテンと並ぶほどの知名度を獲得するも、死後急速に忘れられてしまった作曲家であり、またギタリスト、ジョン・ウィリアムズの師であったことでも知られています。彼の作品にはショスタコーヴィチの音楽にも似た同時代作品への風刺と、時々はっとするような美しいメロディが聞こえてくるという、イギリス伝統の品の良さがバランス良く配合されています。(2017/05/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0357 |
「アリスの不思議な国」の作者、ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン)の遠縁にあたる作曲家スティーブン・ドッジソン。彼の室内楽作品における4枚目の作品集となるこのアルバムでは木管楽器を中心としたアンサンブル(歌曲も含む)を収録。大規模な管弦楽作品やオペラでは重厚な雰囲気の作品を書くドッジソンですが、室内楽ではプーランクを思わせる軽妙な筆致を見せています。リズミカルな「管楽五重奏のソナタ」の第1楽章、神秘的な歌を伴う「ジプシーの歌」、ユーモラスな「5つのメヌエット」など、ドッジソンの魅力がたっぷり味わえる1枚です。(2019/05/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0453 |
ロンドン生まれの作曲家、スティーヴン・ドッジソンの室内楽作品集。この第5作目は木管楽器を主体とした作品集で、この編成では第1集(TOCC-453)に続く2枚目のアルバムとなります。ホルンとハープという珍しい組み合わせの二重奏曲をはじめ、ウェーバーの旋律が自由自在に発展する「ベアマンの宝物」、プーランクの洒脱さを兼ね備えた「木管とピアノのための五重奏曲」など、バロック風の端正な曲や、濃密な曲などヴァラエティ豊かな作品が並んでいます。(2020/02/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0499 |