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ムッファト, ゴットリープ(1690-1770)

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    ヘンデル:組曲第4番、第5番/ムファット:組曲第3番 ニ長調(ファーブリ)

    ブダペスト出身、新進気鋭の鍵盤楽器奏者フィローラ・ファーブリのソロ・デビューアルバム。バルトーク音楽院でアニコ・ソルテスに師事、ミュンヘン音楽大学では名手クリスティーネ・ショルンスハイムからフォルテピアノを学ぶとともに、東京藝術大学に短期留学し研鑽を積んだファーブリは、高い技術と音楽性が高く評価され、室内楽や歌劇の通奏低音奏者として大活躍しています。このアルバムで彼女は、ほぼ同じ時期に生まれながら、個人的には遭ったことのない2人の大作曲家、ヘンデルとムファットの作品を演奏。ヘンデルの音楽を賞賛したムファット、ムファットの音楽から影響を受けたとされるヘンデル。ファーブリは2人の作品の根底にある共通性を探りながら、各々の音楽を紡ぎだしていきます。(2020/10/30 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555325-2

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    ムッファト:チェンバロのための組曲集 2 - MC B9, 15, 16, 43 (芥川直子)

    日本のチェンバロ奏者、芥川直子によるゴットリープ・ムッファト作品集第2集。2012年に録音された第1集(8.572610)と同じ楽器(Henk van Schevikhovenによるリュッカーズの復元)を用いた6年ぶりの続編です。作曲者のゴットリープ・ムッファトはザルツブルクとパッサウの宮廷で活躍したゲオルク・ムッファトの末息子で、幼い頃から音楽家としての将来を嘱望されており、本人も期待に違わず、オルガニスト、教師として才能を発揮しました。彼の作品は洗練されたスタイルで書かれており、同時期に活躍したヘンデルにも影響を与えたとされています。残念ながら彼の存命中に出版された作品はわずかであり、ベルリンに保存されていた自筆稿は第二次世界大戦で散逸してしまいました。第1集も含め、これらの録音は各地に散らばった譜面を探し求めることで実現したもので、知られざる作曲家の再復興に一役買うアルバムです。(2019/02/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573275

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    ムッファト:チェンバロのための組曲集(芥川直子)

    ゴットリープはザルツブルク大司教の宮廷オルガニストを務めたゲオルク・ムッファトの息子で、父と同じく音楽の道を歩み、ウィーンの宮廷聖歌隊で歌います。その後マリア・テレジアの宮廷で首席オルガン奏者として活躍。伝統を受け継いだ鍵盤作品を何曲も残しています。同時代のバッハやヘンデルとも交流があり、お互いに影響しあっていたことでも知られています。彼の作品の中ではトラック8の「音楽作品集 第7番」がシャコンヌとして比較的知られていますが、ここで聴くゴットリープの作品は堂々とした見事なものであり、重心の低いハープシコードの迫力ある音色と相まって、素晴らしい名曲として立ち現れています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572610

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    ムファット:鍵盤のための組曲集(メポムニャシャヤ)

    【「ウィーン古典派前夜」を生きた後期バロックの大家の代表作】コレッリと同い年だったゲオルク・ムッファトの息子で、オーストリア皇室の信頼を得て長く活躍した鍵盤奏者ゴットリープ・ムッファトの代表的組曲集の全曲録音。1704年に父ゲオルクが亡くなった後、対位法の大家フックスが楽長を務めるウィーンの皇室楽隊に1711年から歌手として参加したゴットリープは、1717年に第3オルガニストに就任したのを皮切りに、カール6世の宮廷で皇室の子女の音楽教師としても活躍。皇位後継者となったマリア・テレジアのもと1741年に首席オルガニストとなり、高齢で演奏が困難になった後も年金を受けられる立場を保持できたほど深い崇敬を集めました。1739年に出版された鍵盤曲集に収められた7つの組曲全てを収録したこのアルバムでは、リチャード・エガーのパートナーでもある俊才アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤの解釈で、同時期に発表されたバッハの『6つのパルティータ』などにも比しうる聴きごたえある音楽を満喫できます。バッハの組曲群と同じく冒頭をフランス風序曲やファンタジアなど充実した楽章で飾り、その後にチェンバロの特性が映える煌びやかな和声や繊細な多声書法が続く舞曲群が続く構成の音楽は、名工カッツマンによる精巧な再現楽器の美音でひときわ見事に響き、作品の魅力を探る面白さを深く味わわせてやみません。(2024/03/08 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD739

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    ムファット:チェンバロのための組曲集 3 - MC B6, 7, 12, 36-37 (芥川直子)

    チェンバロ奏者、芥川直子によるゴットリープ・ムッファト作品集第3集。第1集(8.572610)、第2集(8.573275)と同じ楽器(Henk van Schevikhovenによるルッカース/エムシュ)を用いた3年ぶりの録音で、これがシリーズ最後のアルバムとなります。作曲者のゴットリープ・ムッファトはザルツブルクとパッサウの宮廷で活躍したゲオルク・ムッファトの末息子で、18世紀ウィーンで活躍した重要な作曲家です。彼の作品は、イタリア・バロックとフランス舞曲の様式を融合した洗練されたスタイルで書かれており、これらは同時期に活躍したヘンデルにも影響を与えていると考えられています。存命中に出版された作品はわずかですが、名手グレン・ウィルソンの協力によりヨーロッパ各地に散らばった譜面を探し出すことで、3集からなるアルバムが完成しました。【芥川直子】広島生まれ。3歳でピアノを始め16歳でチェンバロに転向。桐朋学園音楽学校で学んだ後、ドイツのヴュルツブルク音楽大学でグレン・ウィルソンに学ぶ。NAXOSにはこれまでにグラウプナー、ストラーチェ、ル・ルーのソロ作品とフランツ・ベンダのヴァイオリン・ソナタの録音がありどれも高く評価されている。(2021/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574098