メイ, ハンス(1886-1959)
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“ドイツのナイチンゲール”のニックネームで親しまれたエルナ・ザックといえば、その曲芸的な高音が有名です。なにしろ、ある高名な評論家が、かつてザックの復刻LPが日本で出た際に、超高音を知人に聴かせて、ヴァイオリンの音だと勘違いさせ、音域が下がってようやく人間の声だということが分かった瞬間の驚く顔を見るのが好きだった、といった内容の想い出を書いていたほどですから、その凄さの一端がうかがい知れようというものです。まずは、《春の声》を聴いて、絶句してください!超絶的な音域を誇る歌手は、花の盛りが短いのが通例ですが、当盤は第二次大戦後の1950年にザックが英デッカに録音した2つのナンバーも収録しています。(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120722 |
(2017/10/27 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5317 |
ドイツの伝説的テノール歌手フリッツ・ヴンダーリヒ。35歳という短い生涯でしたが、残された録音からは彼がいかに素晴らしい歌手であったかが、ひしひしと伝わってきます。この2枚組には「1950年代のヒット曲」が収録されており「知られざるヴンダーリヒ」を存分に楽しむことができます。現在も多くのクラシックの歌手たちがオペラの舞台だけでなく、テレビにも出演し、ポピュラーのヒットナンバーを歌い人気を博していますが、この時代もそれは変わることなく、とりわけテノール歌手たちは、甘い声を生かして、ラヴ・ナンバーを滔々と歌い上げていました。ヴンダーリヒもその例に漏れず、「グラナダ」や「トリトンバ」などを熱く甘く歌い上げています。ブックレットには彼の娘であるバルバラが提供した珍しい写真やエピソードを掲載。また、曲によっては、彼自身がトランペットを吹き、曲に強烈なアクセントを与えていたりと実に興味深い演奏が楽しめる2枚組です。このアルバムの復刻にあたっては、入念なリマスタリングが施されており、ブックレット(ドイツ語・英語のみ)には、その経緯が使用機材の写真も交え、詳細に記されています。まさに「古き宝物を丁寧に磨く」かのようなエンジニアたちの良い仕事も味わってください。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19029CD |
オペラ好きの人なら、デル・モナコ、ジーリ、スキーパ、ディ・ステファノはいうまでもなく「冷たき手を」でハイCを出したヴァレンテ、「ボリス」でのディミートリィ役の名録音が残るトカチャン、捕虜収容所で亡くなった悲劇のテノール、シュミット、フランス語版(ハイライト)「トスカ」を残したマッツェイと、9人の名前を見れば次々と彼らの美声がよみがえってくるに違いありません。イタリア・オペラ界を支えた名テノールたちの中でも、とりわけその麗しい声の持ち主たちがセレクトされています。イタリアの歌を情緒豊かに歌う彼らの歌唱法は、オペラの時と違い幾分リラックスし、それぞれの個性ともいえる「歌い崩し」が入っていますが、それが独特の色気や哀愁を醸し出しています。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110773 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999201-2 |
35歳という若さで、テノール歌手ヴンダーリヒが突然この世を去ってから既に50年以上経過していますが、彼の美しい声と素晴らしい歌唱は現代でも忘れられることはありません。バッハ、モーツァルトでの上品な歌唱も定評がありましたが、何よりヴンダーリヒと同世代に流行していた数々のオペレッタの歌唱は、ヴンダーリヒの魅力を余すことなく伝えています。このアルバムには、ヴンダーリヒよりも早くからオペレッタを熱心に歌っていたテノール歌手、リヒャルト・タウバーが作曲した《DER SINGENDE TRAUM-謳う夢》からのアリアも含まれています。/SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。/(2017/10/20 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19038CD |