キューグラー, フランツ・テオドール(1808-1858)
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まずは歌手起用にご注目。ドイツを中心に活躍、有名指揮者との共演多数、来日経験もあるメゾソプラノ歌手です。選曲の方は、いつものように長編バラードでは「断崖のグレゴル」。更にはハイネによる歌曲集も注目です。何でもハイネ自身がこれらのレーヴェ作品の虜になり、これを演奏しながら死にたい、と言ったとか。尋常ではない惚れようです。我々の鑑賞レパートリーもシューベルトだけではダメということか。鍵盤鑑賞派には「死の舞踏」のピアノ・パートが凄い、一聴で印象に残ります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999413-2 |
エリーザベト・シューマンと並んで称される歌姫ロッテ・レーマン。彼女の目指したものは、ドイツ系の作品にほぼ限りながらも、その枠で歌唱表現の可能性を広げることでした。天性の馥郁たる声を武器とし、1曲ごとに細やかな解釈を施すことによって、歌う曲各々にまったく異なった色と香りを付与することが出来た稀有な歌手でした。このCDに収録されている、ブラームスの民謡集とワーグナーの「温室にて」における歌い分けは無論のこと、レーマンの愛唱したもう一つの分野、トラック21「わが夢の都ウィーン」以降のウィーン世俗歌曲を聴くと、一人の歌姫の歌唱とは思われない別世界が展開されています。(2007/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111095 |