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ハープと弦楽のためのフランス音楽(ボートケル)
オリジナル、そしてピアノ曲原曲の編曲双方を取り混ぜての、ライトな感覚で楽しめるハープと弦楽のための美しいフランス近代音楽の豪華詰め合わせセットです。編曲ものはお馴染みの、かつメロディアスなナンバーが中心となっていますが、メロディー部分を弦楽器に、伴奏部分をハープにという当然といえば当然の編曲手法が、見事に原曲の持つ美しさを引き立たせており、目から鱗の侮れない出来映えとなっています。一方のオリジナル曲は、やや耳慣れない楽曲が中心ですが、楽想そのものは甘めのものが中心で大変親しみやすいものばかりですし、ハープを中心に据えるという編成の特異性は一層活かされており、聴きごたえは抜群です。(2001/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555328 |
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ヤッシャ・ハイフェッツ - アンコール集 1 (1946-1956)
ハイフェッツと言えば、あの端正かつ情熱的なチャイコフスキーやブラームスの協奏曲を思い出す人も多いかもしれませんが、彼の神髄を知るには、ぜひともこれらの小品集を押さえていただきたいものです。彼自身の編曲も含むこれらのコンサート・ピースは、極めて上品であり、かつ彼の妙技をたっぷりと味わわせてくれる逸品であり、コンサートを締めくくるための素晴らしいデザートとしての役割も担っていたのでしょう。“ヴァイオリンの神”ここに降臨です。(2012/07/18 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.112072 |
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J.S. バッハ/メンデルスゾーン/フォーレ/ドビュッシー/リスト:オルガン作品集(フランク)
「オルガンでオーケストラ作品を演奏する」フランツ・リストをはじめとした様々な作曲家、演奏家が挑戦し続け、多くの成功例を生み出しています。フランスのオルガニストで作曲家でもある、マルセル・デュプレもその一人で、数多くのオーケストラ作品をオルガン用に編曲、原曲の持つ華やかさを余すことなくオルガンに移し替えています。ただし、リストが使用していた88鍵、3ペダルのオルガンでは、20世紀作品の複雑な音色を表現するのは難しかったため、デュプレが考案したのは4段鍵盤と17のペダルを持つ巨大な楽器でした。今回のトビアス・フランクが演奏したのは、ルクセンブルク・フィルハーモニーの「カール・シュッケ・オルガン」。2002年に設立されたこのオルガンも4段鍵盤と82ストップをもつ巨大な楽器で、作品が要求する多彩な響きが存分に楽しめます。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6153 |
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プーランク/ラヴェル/ストラヴィンスキー/J.S. バッハ:ヴァイオリン作品集(チャリフォー)
ロサンゼルス・フィルの首席ヴァイオリニストとして活躍するマーティン・チャリフォーのリサイタル・アルバム。彼自身がとりわけ愛するというプーランクのフルート・ソナタを彼自身がヴァイオリン版に編曲して演奏するなど、随所にこだわりが感じられます。また他の共演者たちの親密な共感溢れる演奏も魅力的。バランスのよい選曲にもセンスの良さが伺えます。これは素晴らしい1枚です。(2013/03/20 発売)
レーベル名 | :Yarlung Records |
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カタログ番号 | :YAR94004 |
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ラヴェル:2台のピアノのための作品集(ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ)
今までにJ・C・バッハからショスタコーヴィチなど7 枚のCD を出し、どれもが高い評価を受けているこのピアノ・デュオの最新盤です。何とも詩的で色彩的な演奏で、特に「ダフニスとクロエ」の編曲版はこれ以上ないほどの卓越した技巧と表現に裏打ちされた名演と言えるでしょう。そして「ラ・ヴァルス」は、J・シュトラウスやR・シュトラウスの爛熟したワルツを思わせるほど豊かな音が横溢しています。(2008/02/06 発売)