ベルターリ, アントニオ(1605-1669)
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【使用楽器まで徹底して300年前!バッハが耳にした響きに迫る】 ”音楽の父”こと大バッハが、亡くなるまで勤め上げたライプツィヒ聖トーマス教会の聖歌隊監督の座についたのが1723年。その年に作られた二つの古楽器を使い、ちょうど300年後にあたる2023年を記念すべく録音されたこのアルバムは、希代のオルガニストとして知られた一方で生涯ヴァイオリンも演奏し続けたバッハの作品を軸にプログラムが編まれています。他にはドイツ語圏南部とイタリアで17世紀に活躍をみせた作曲家たちや、バッハとも交友があり影響関係も指摘されているドレスデンの名手ピゼンデルらの名品をチョイス。チェンバロと違い音が減衰しないオルガンならではの音使いが効果的に用いられ、書法の緻密さが浮き彫りになるのも興味深いところ。ヴァイオリンと通奏低音のための二つのソナタの他、バッハ作品では室内楽の書法を応用したオルガン作品も味わえます。バロックから後期ロマン派まで広範なレパートリーを誇るヨハネス・ラングが楽器の特性をよく踏まえた音色変化を巧みに使いこなせば、英仏の古楽シーンで経験を積んできたドイツ人バロック・ヴァイオリン奏者ナディア・ツヴィーナーも銘器の美音を鮮やかに際立たせる音運びで、各作品の味わいを印象づけてやみません。当時の楽器であればこその説得力を随所で感じる高感度なバロック・アルバム。バッハ研究の大家クリストフ・ヴォルフとの共著もある音楽学者マルクス・ゼンプフによるライナーノート(英・独・仏語)も、深い作品愛と楽器愛を感じさせる充実した内容になっています。(2023/05/12 発売)
レーベル名 | :Ramee |
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カタログ番号 | :RAM2202 |
当盤の収録曲は、宮廷音楽家のヤーコプ・ルートヴィヒが自分のパトロンの誕生日のプレゼントとして集めた17世紀の器楽曲です。あまり知られていないかもしれませんがバロック音楽の隠れた宝と言える曲集に、あらためて光を当てたツィンケ率いる室内楽アンサンブルに、拍手を贈りたい!例えばイタリア・ヴェローナで生まれ、ウィーンでヴァイオリンの名手としても活躍したアントニオ・ベルタリが第一級の作曲家であったことは、「シャコンヌ ハ長調」を聴けば明らかでしょう。単純な低音の繰り返しの上で活躍する流麗なヴァイオリンには思わず聴き惚れてしまいます。ドイツ音楽の一断面をお楽しみ下さい。(2006/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557679 |