ドゥランテ, フランチェスコ(1684-1755)
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18世紀のナポリにおいて、アレッサンドロ・スカルラッティの没後に数々の音楽院の院長を歴任し、ペルゴレージをはじめとした多くの作曲家を育てたフランチェスコ・ドゥランテ。作曲家としても高く評価され、J.S.バッハもライプツィヒで彼の作品を上演したとされています。このアルバムに収録されているのは、ドゥランテのさまざまな「詩篇」と、彼よりも70年ほど前に生まれ、同じくナポリで活躍した作曲家ジョヴァンニ・サルヴァトーレの独創的なオルガン曲を組み合わせたプログラム。精緻に張り巡らされた対位法と、表現力豊かな音楽をお楽しみいただけます。ローマRAI室内合唱団とトリノRAI合唱団の指揮者を歴任、現在「ジュゼッペ・ヴェルディ」ミラノ音楽院の音楽学コースの音楽古学の名誉教授を務めるジョヴァンニ・アッチャイ率いる、4名の歌手で構成されたノヴァ・アルス・カンタンディによる演奏です。(2023/06/09 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579131 |
イタリア後期バロック時代の作曲家ドゥランテ(1684-1755)は、シチリア王国のフラッタマッジョーレに生まれ、幼い頃から音楽教育を受け、アレッサンドロ・スカルラッティをはじめとした多くの音楽家から教えを受けたとされますが、あまり詳しいことは分かっていません。ただ、偉大なる教師であったことと、18世紀前半のナポリにおいて、最も偉大な教会音楽作曲家のひとりであったことは間違いないようです。彼のクリスマス音楽は、ナポリの伝統的な形式を順守したカンタータとモテットで、当時としては、明るさの中に少しだけ感傷的な雰囲気を持ち込んだことでも高く評価されました。中でも変ロ長調のマニフィカトは、最も愛されていた作品の一つで、19世紀になっても、頻繁に演奏されていました。(2011/11/09 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777571-2 |
ナポリ楽派の作曲家としてスカルラッティに続く重要な人物でありながら、現在ではその作品のほとんどが忘れられてしまったイタリアの作曲家ドゥランテ。彼は当時流行していたオペラの作曲には全く手を染めず、その代わりに宗教曲に専念したことで「宗教音楽の大家」という称賛が与えられましたが、現在では「それは過大評価であった」とされてしまい、後世の作曲家たち、例えばハッセなどは「ドゥランテがイタリア一の和声の大家だなんてとんでもない。その評価はアサッサンドロ・スカルラッティに贈られるべきだ」なんて言っていたそうです。さて、そんな可哀そうなドゥランテの作品ですが、ここで改めて聴いてみると、何とも人間的情感に溢れた良い曲だということに気が付くのではないでしょうか。(2010/06/09 発売)
レーベル名 | :Phoenix Edition |
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カタログ番号 | :Phoenix427 |