ババジャニアン, アルノ(1921-1983)
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1963年、世界的ヴァイオリニストのユーディ・メニューインにより設立されたイギリスの全寮制の名門ユーディ・メニューイン音楽学校。選抜試験に合格した8才から18才までの生徒たちが、通常の学業はもちろんのこと、クラシック音楽の演奏技術に対する研鑽を積んでいます。このアルバムはOrchid Classicsと学校との3年間に及ぶコラボレーションから生まれたもので、12歳から18歳までの卓越した才能を持つ生徒たちの演奏によるヨーロッパ、アジア、オーストラリア、アフリカ、そしてアメリカの多彩な作品が紹介されています。彼らが操る楽器はピアノ、ヴァイオリン、ギター、ハープなど様々。奏者たちの中には、来日公演でも高い評価を受けたヴァイオリニスト富田心をはじめ、彼女の妹富田夢のほか、ギタリスト尾崎琴音の演奏も含まれています。(2024/03/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100290 |
ハチャトゥリアン作品を始めとする、強烈な個性を持つアルメニアの音楽は、一度聞いただけで、その魅力に惹かれる人が多いものです。作品の持つエキゾチックな味わいと、独特なメロディは確かに心そそられることでしょう。このアルバムの中で比較的名前が知られているのはババジャニアンでしょうか?かれの「ヴォカリーズ」の美しさには思わずため息が出ます。もしかしたらラフマニノフの同名作品を上回る作品かも知れません。思いがけない作品に出会える喜びをお届けいたします。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25075 |
これまでにCEDILLEレーベルから4枚のアルバムをリリースしているアメリカの「リンカーン・トリオ」はヴァイオリンのデジレ・ルーストラット、チェロのデイヴィッド・カンリフ、ピアノのマルタ・アズナヴォーリアンの三人のメンバーからなる2003年に結成されたアンサンブルです。様々な音楽祭に出演し、その名声はアメリカ中に知れ渡っており、もちろん海外でも数多くのツアーを行っています。現代曲を得意とする彼らは、これまでにも様々な作品を録音していますが、今回のアルバムでは、各々のメンバーの出身国、イングランド、アルメニア、スイスで生まれた作曲家の作品が取り上げられています。魅力的な旋律に溢れたクラーク、ロストロポーヴィチが「華麗な作品、作曲家」と絶賛したババジャニアン、アイルランドの主題が使われたフランク・マルタン、これらの特徴ある3曲の三重奏を、彼らは共感を持って演奏しています。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-165 |
19世紀後半から20世紀にかけて活躍した作曲家たちによるフルートのためのオリジナル作品(バルトークはピアノ作品からの編曲)を収録。フランスのケクラン、チェコのシュルホフ、アルメニアのババジャニアン、アゼルバイジャンのアミロフ、ハンガリーのバルトークと、それぞれの風土の影響を強く受けた、いずれも個性的な作品です。バルトークはピアノのための「15のハンガリーの農民の歌」を、弟子の一人であるハンガリー出身のパウル・アルマがフルートとピアノのために編曲したもので、第6曲「バラード」を省略し、繰り返しや変奏が若干加えられています。元々バルトークが各地で取材した民謡を編曲したもので、民族色豊かな旋律とルバート、特徴的な和声を楽しむことのできる作品です。フルートのフレットはFUGA LIBERAより数点のアルバムをリリースしています。作品の特性に沿った生き生きとした表現がたいへん魅力的。(2019/01/18 発売)
レーベル名 | :Fuga Libera |
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カタログ番号 | :FUG612 |
最近、何となく注目が高まっているアルメニアの音楽。もちろんハチャトゥリアンは言うまでもなく有名ですが、その後に続く作曲家たちの作品が放つ濃厚な香り(もちろんかなりスパイシー)も多くの聴き手を楽しませているようなのです。このアルバムに収録された6人の作曲家の作品はその筆頭であり、まるでゲームキャラクターのような彼らの特徴的な名前が、そのまま音楽に反映されているのでしょうか?冒頭のコミタスの曲から、背中が何となくゾクゾクしてくること間違いありません。とりわけ静かな人気を誇っているのが、ババジャニアンの一連の作品で、特にトラック16の「エレジー」が醸し出す濃厚な哀愁は、まさに日本の演歌。絡みつくような後を引くメロディはくせになります。これは考えるよりもまず「聴いてみてください!!!」(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573467 |
アルメニアの司祭で、音楽学者、歌手としても活動したコミタス(本名:Soghomon Soghomonian)を讃えるアルバムの登場。コミタスは1869年生まれ。幼い頃に両親を失い、アルメニアの神学校で教育を受け、1894年に司祭となりましたが、アルメニア人虐殺事件に巻き込まれ精神を病み、悲劇的な最期を送ったことで知られています。また、フィールドワークにより収集した膨大な数のアルメニアの民俗音楽や歌から、固有のアクセントなどを解明し保存したことで、“アルメニア音楽の父”と呼ばれています。コミタスの偉業を継承した作品を集めたこのアルバムには、“20世紀の古典”となったババジャニアンの1曲の他、コミタスの「6つのアルメニアの小品」の民謡の編曲版を含む3つの世界初録音作品が収録されています。演奏は、イギリス人ヴァイオリニスト、アルメニア人のチェリストと、ポーランド人のピアニストにより2013年に結成されたトリオ・エテルヌスです。(2020/07/10 発売)
レーベル名 | :Toccata Next |
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カタログ番号 | :TOCN0006 |
ロシアのピアニスト、アンドレイ・ググニンのSteinwayレーベルへのデビューアルバム。7歳から音楽を学び、モスクワのチャイコフスキー音楽院でヴェラ・ゴルノステーヴァ教授に師事し、2010年に卒業。2013年にはウィーンで開催されたベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで第2位を獲得したのを皮切りに、数多くのコンクールに参加、2014年にはジーナ・バッカウアー国際コンクールで金賞及び聴衆賞を獲得しています。。2016年10月には来日も予定されているググニン、このアルバムでは「展覧会の絵」を中心に、高い表現力を要求される作品が選択されており、類い稀なるテクニックと音楽性を存分に見せています。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30042 |
楽器への強いこだわり、そして作品への強い思い入れ。この2つで知られるドイツのピアニスト、ユラ・マルグリス。これまでにもリストやシューベルトの作品で主張の強い演奏を披露し、多くのファン(楽器マニアも含め)を獲得しています。今回は作品への思い入れが強く表明されたアルバムをリリース。声楽のための作品や、弦楽四重奏曲などを自由自在にピアノ独奏曲へと変貌させています。そして彼が2台ピアノのために編曲した「禿山の一夜」で共演しているのは、マルタ・アルゲリッチ。激しく、そして蠱惑的な世界が目の前に開けます。(2016/01/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC453 |