ババジャニアン, アルノ(1921-1983)
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2015年に結成されたケベックを拠点に活動するトリオ・ド・リール。3人のメンバーは各々ソリスト、教師として活躍を重ねながら、アンサンブルを楽しんでいます。このアルバムにはアルメニアの作曲家ババジャニアンとロシア生まれ、アルメニアで活躍した女性作曲家チェボタリアンのピアノ三重奏曲、そしてピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を収録。哀愁溢れる印象豊かな旋律と、アルゼンチン・タンゴのインスピレーションに満ちた情熱を対比させながら音楽の喜びを歌い上げています。(2020/12/25 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25211 |
アルメニア、エレバン出身の作曲家&ピアニスト、ババジャニアン(1921-1983)。両親は音楽家ではありませんでしたが、父はアルメニアの民族楽器を演奏するなど、とても音楽的な雰囲気を持った家庭で育ちました。1938年にモスクワに移住、グネーシン音楽大学でエレナ・グネーシナからピアノを学び、ヴィサリオン・シェバーリの作曲のクラスで学びます。彼はソ連の作曲家ユニオンのメンバーとなり、ハチャトゥリアンとショスタコーヴィチのサポートを受け、1948年にはモスクワ・チャイコフスキー音楽院を卒業。その後はアルメニアに戻り、祖国の音楽の発展のために力を尽くします。音楽家の友人も多く、なかでもチェリスト、ロストロポーヴィチは彼の音楽を心から賛美していたことでも知られています。そんなババジャニアンの音楽は、強い民族性が感じられるもので、どれも劇的であり、鋭さと歌心に満ちています。「6つの絵」から匂い立つアルメニアの風に頬をくすぐられる感触は一度味わったら忘れられません。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP674 |
【トルコ出身ピアニストによる、自らのルーツを探る多彩な音楽の物語】イスタンブールに生まれベルギーで活躍するピアニスト、イシュル・ベンギによる、ドイツ・イタリア・フランスといったメインストリームをあえて外したピアノ作品集。日本の武満で締めくくられるのも興味深いプログラムです。親密さと超絶技巧、優しさと暴力性、喜びと憤怒といった対照的な曲想が並び、民族性豊かなものから前衛まで手法も様々。ベンギは個性あふれるそれぞれの作品に寄り添い、しなやかでダイナミックな表現とテクニックで目の覚めるような演奏を聴かせ、素晴らしい聴き応えとなっています。トルコ出身という自らのルーツを探りながら、オスマン・トルコが優勢だったバルカン半島をはじめ東西ヨーロッパからアジアまでの作品に向き合い、それぞれに秘められた物語を紐解いていきます。今回のレコーディングには、歴史的ピアノの修復でも名高いベルギーのピアノ工房クリス・マーネと、東京国際フォーラムのデザインなどで知られる世界的建築家ラファエル・ヴィニオリのコラボレーション・ピアノが初めて使用されています。これはクリス・マーネの平行弦ピアノとヴィニオリのデザインによる人間工学に基づいた鍵盤配置が組み合わされたもの。非常にユニークな見た目である以上に、たいへん美し響きを実現した楽器です。(2020/01/24 発売)
レーベル名 | :Fuga Libera |
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カタログ番号 | :FUG759 |
「ホロヴィッツらのロシアンピアニズムの正統を受け継ぐ存在」とショパン誌でも絶賛されたアルメニア系のアメリカ人ピアニスト、ラッフィ・ベザリアンのリサイタル・アルバムです。カーネギー・ホールで正式なニューヨーク・デビューを果たし、日本にも来日、その技巧と音楽性を存分に見せつけた若手です。このアルバムでは、彼が得意としているラフマニノフの前奏曲、練習曲、変奏曲と、ラフマニノフから強い影響を受けたアルメニアの作曲家ババジャニアンの小品が収録されています。彼の強靭な打鍵から生まれる音は、ラフマニノフ作品に底知れぬパワーと奥行きを与えるとともに、メロディにも滴り落ちるような哀愁を与えています。近年人気が高まっているババジャニアンの作品は、ロシアのイディオムにアルメニアの伝統を加え、時に現代的なジャズ風な動きを与えたもの。ハチャトゥリアンの思い出のために書かれたトラック37の「エレジー」は一度聴いたら忘れられないほどの魅力を有しています。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92187 |