ベック, フランツ・イグナーツ(1734-1809)
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マンハイム楽派の中心的存在であったヨハン・シュターミッツ。この人の最も有能な弟子として知られるのが、このフランツ・イグナーツ・ベック(1734-1809)です。この人はなかなか破天荒な経歴を持つことで知られ、音楽もその生涯に負けず劣らず波乱に満ちたものなのです。例えばCD2で聴くことのできるOp.3の第3番ト短調。モーツァルトの第25番にも匹敵するほどの劇的な表情で始まる激しい音楽です。転じて長調の作品はどれも伸びやかで、確かに「マンハイム楽派」の幸せな表情を受け継いでいます。「18世紀のベルリオーズ」と呼ばれる彼の作品、確かに交響曲の歴史に一石を投じる名作揃いです。(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777880-2 |
ドイツのF.I.ベックは、若い頃から才能を評価されていました。しかし、ライバルを決闘で殺してイタリアに逃避。そこで得たパトロンの娘と駆け落ちしてフランスに逃避。そこでは革命に巻き込まれて法廷で訴追と、波乱に満ちた生涯を送りました。一方、フランスのゴセックは国内でその地位を高めて行った後、革命の時には積極的に革命勢力を支持して活躍し、フランス音楽界に君臨した人物です。二人とも黎明期の交響曲に大きな足跡を残しました。二者二様の人生に思いを巡らせながらお聴き下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553790 |