ヘラスコフ(1733-1807)
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ウクライナの聖職者の家に生まれたボルトニャンスキ(1751-1825)ーは、7歳の時にサンクトペテルブルクに行き、そこでイタリア人宮廷楽長のガルッピの音楽を学びました。その指導に心酔した彼は、1769年にガルッピが帰国するのに伴いイタリアへ行き、オペラ作曲法を学びます。この地である程度の名声を得た後、1779年にサンクトペテルブルクに戻り、1779年にはロシア帝国出身者としては初の「宮廷楽長」として活躍をはじめます。しかしながら彼の真価は合唱作品にあり、とりわけ40曲以上書かれた「教会コンチェルト」が高く評価されています。楽器の使用が禁じられている正教会において、彼が作曲した"西洋風の"ロシア語の奉神礼音楽は異質ではありますが、高い人気を誇っていたことは間違いありません。この演奏は、再研究から導き出されたスラヴの発音によって歌われ、アーカイブから見つかった詳細が付け加えられた興味深いものとなっています。(2013/07/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573109 |