ファーバー, ダグラス(1885-1961)
Search results:6 件 見つかりました。
ロンドンやニューヨークで大成功を博したガートルード・ローレンスは、“ミュージカル・コメディのファースト・レディ”と称された大スター。表現力あふれる魅力的な演技が絶賛される一方で、歌の実力に関しては疑問を投げかける批評家もいましたが、残されたレコードはいずれも味わいに満ちています。当ディスクには、彼女がヒロインを演じることを想定してガーシュウィンが作曲し、ロングランを記録したミュージカル《オー・ケイ》からのナンバーも収録。「なんとも切ない声だったなあ」と作曲者本人が初演時の出来ばえを語った<やさしき伴侶を>をはじめ、<メイビー>、<ドゥ、ドゥ、ドゥ>の3曲で含蓄に富んだ歌いまわしが堪能できます。(2002/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
---|---|
カタログ番号 | :8.120560 |
スウィンギーでノリのよいコーラスを繰り広げるミルス・ブラザースの第2集は、1934年から1938年の録音を収録。ハーモニー的には、シンプルなコーラスワークでありながら、ちっとも古びた感じがしないのには、まったくもってまいりました!〈ライムハウス・ブルース〉、〈ルルが町にやって来る〉、〈キャラヴァン〉といった後にモダン・ジャズのプレイヤーが愛奏することになるナンバーも、イタリア産の〈フニクニ・フニクラ〉も、彼らが歌うとなんと楽しげに響くことでしょう!サーヴィス精神旺盛なルイ・アームストロングと共演した4曲では、洗練されたセンスと泥臭いノリが互いに混ざり合い、独特のエンターテインメント感覚が醸し出されています。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
---|---|
カタログ番号 | :8.120680 |
ジャンゴとグラッペリの相性はいつもながら凄い。異なる楽器のコンビというのは得てして音楽的方向性が違ってくるもので、パーカーとガレスピー、マックス・ローチとクリフォード・ブラウン、ドルフィーとブッカー・リトル等といった素晴らしい例はあるものの、相棒の早すぎる死によって途絶するか、そうでなければ、チャールス・トリバーとスタンリー・カウエルのようにコンビ解消に至ってしまうものなのですね。で、ジャンゴとグラッペリ。この2人は離れていても同じメシを食っていたのではないか、と思えるほどに相性抜群。しかも、馬場=猪木、盛田=井深、トリュフォー=ネストル・アルメンドロス、くらいの相互補完性の高さ。つくづく勉強になります。(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
---|---|
カタログ番号 | :8.120686 |
ホットクラブ五重奏団の録音を聴いていると、ヨーロッパという土地はジャズを「輸入」していたのではなく、殆ど同時並行的に「創造」していた、ということに気付きます。厳密にいえば、グラッペリのヴァイオリンのイディオムは、彼の「手癖」というよりもヨーロッパ流のブルーノートと聞こえるし、ともあれジャンゴと同等レベルでギターを表現に使えるアメリカ人ミュージシャンは居なかったのだから、これは欧州オリジナルの音楽なのです。心して聴くべし。(2004/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
---|---|
カタログ番号 | :8.120707 |
エリントンはいつも新しい。1938年にもなると、かつてのジャングル・サウンドよりずっと洗練された音を出してます。エリントニアンも勢揃い。猛獣使いの真価もますます発揮されますな。ここでの聴き物は、何と言っても、エリントンサウンドの進化形、というか、50年代、60年代に通じるオーケストレーションの雛形が既に示されていることでしょうな。ジョニー・ホッジスが例の「風呂上がり奏法」で歌い、ハリー・カーネイは相変わらずサックス・セクションの中で一番デカい音で響きを支え、クーティ・ウィリアムス、ローレンス・ブラウン、バーニー・ビガードがくねる、あーたまりません。アイヴィー・アンダーソンの歌も入ってお買い得!(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
---|---|
カタログ番号 | :8.120706 |