オアナ, モーリス(1913-1992)
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モロッコ生まれの作曲家、オアナは本来はユダヤ系の血筋を持ちながらも、父親がジブラルタル(イベリア半島のイギリス領土)出身だったため、イギリス国籍を取得しました。パリで学び、ドビュッシーとファリャから強く影響を受け、一時期はローマでカセッラにも学び、少しずつ独自の作風を模索、円熟期には、フラメンコとアフリカの民族音楽、そして中世音楽にも魅了されるなど、様々な風土の影響を受けた情熱的な作品を多く書いています。ギターの作品も多く書いていて、どれもスペインの音楽に現代的な味付けを施した熱い曲ばかり。ここでは名主デヴァインの弾く十弦ギターの深い響きを心行くまで堪能することができるでしょう。(2009/12/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570948 |
フランスの作曲家でありながら、ユダヤの血をひき、またジブラルタル出身の父親を持つため、半生以上は「イギリス国籍」で暮らしていたという異色の作曲家オアナ。作曲の師はカゼッラであり、その音楽も多国籍で色彩豊かなものが多い。このアルバムにはチェロとピアノの協奏曲、そしてネグロ・スピリチュアルからも影響を受けている「タラーン=ンゴー」の3曲を収録。おどろおどろしい音楽が好きな人には自信を持ってオススメできる。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Timpani |
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カタログ番号 | :1C1155 |
1985年クロアチア生まれのロヴロ・ペレティッチのアルバム。ザグレブ音楽院を卒業後、ジュネーヴ音楽院でジュディカエル・ペロワに学び、2022年に開催されたGFA国際ギターコンクールで優勝を飾りました。2023年と2024年には全米各地とカナダで大規模なコンサート・ツアーが予定されているなど、その将来を嘱望されています。このアルバムでは18世紀から現代にいたる作品をチョイス。バリオスの官能的な作品やヘンツェのソナタなどを見事な技巧で弾き切るとともに、スカルラッティのソナタやブラームスの間奏曲では自身で編曲も行い、その広範な才能を披露しています。(2023/06/09 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574539 |
「ハープシコードの音色」というと、バッハを始めとしたバロック時代の音楽を思い起こす人がほとんどでしょう。しかしここに収録された3つの作品はどれも現代に書かれたもの。どれも雅びな音色を活かしつつ、斬新な表現と現代的な味付けを施した何とも楽しい曲集です。ラターは現代イギリス最高の作曲家。彼の生み出す音楽は崇高さと親しみやすさを兼ね備えているので、どれも一度聴いたら忘れられないほどの印象を残すのですが、この「古風な組曲」もその例にもれません。曲はフルートとハープシコードの合奏協奏曲風の体裁をとっていますが、これが全く一筋縄ではいかない曲集。聴きすすむうちに「おおっ」と叫び声をあげること間違いなしの面白さ。グラスの曲はパワフルで、フランセの曲は楽しさに満ちています。某テーマパークで流れていそうな音楽???です。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573146 |